【サーフィン研究所】秋雨前線からの東うねり_ハンバーガーとマホービン_ポルチーニとニャーズ_(1133文字)
Cosmos Surfboards TheOne 6’4” Cosmos Original Twin + Twinzer . 昨日は沖で東風が強く吹き出したようで、 東うねりであり、 陸地では北風だったので、 ひさしぶりのサーフ・コンディションであり、 楽しさはピカイチだった。 その停滞前線。 これこそが秋雨前線であり、 遠くにあり、 ゆっくりと北上してくれたので曇天模様の一日だった。...
View Article【サーフィン研究所華厳】おいしいもの欲_昭和のほか弁_(1035文字)
今回は、 華厳さんにご自身がお持ちの画像と、 私の撮ったものをまじえながら執筆をお願いしました。 よろしくお願いします。 Have a great day!! こんにちは、 ドラゴン・グライド・プロダクションズ華厳です。 今回もゲスト編集者として、 ひとまとめに書いてみます。 チュラさんと人は言うが、 ベンチュラ・セイジさんがマジカル・グレープを作り、 搾汁し、 発酵させて瓶詰めされたシャルドネ。...
View Articleサーフィン研究所】ゆるやかなクマの波と旬のおいしいもの_(1188文字)
南西方面に車を走らせていく。 スカシーのある室戸岬からは190km、 4時間半の道のりで、 ガシラハウスからは100km、 2時間半の距離だ。 途中は道の駅数軒、 そして「しんじょう君」が店長のローソンに寄る。 店長のぬいぐるみが売っているローソンは、 日本でも珍しいのではないだろうか。 サバ手をしている店長のキーフォルダーも発見した。 しんじょう君遭遇からおよそ90分後、 サバットを見かけた。...
View Article【サーフィン研究所】奇跡のミゲール登場_”ニャーズ”クロたちの周辺_(1297文字)
不思議な日だった。 詳細は長くなるので後日ここに書くが、 ミゲールというサンクレメンテ時代の友人が、 母と恋人を東京に連れてきていて、 京都まで来たところで混雑にめげたようだ。 で、 私がいるところはどのくらい静かであるのかと聞くので、 クモとトンビとカニ、 ニャーズと海の魚、 そしてスズメバチがいて、 人はめったに見かけません。 見かけるのはせいぜい釣り人か、 配達関係の人くらいだよというと、...
View Article【サーフィン研究所】ミゲルのカルマが天まで届いた日_変な日本のマナー_(1639文字)
ミゲルが20歳を過ぎたころ、 私たちは知り合った。 彼は、 クリスチャン・ワックの親友だ。 それからミゲルの妹は、 肺の難病にかかってしまった。 ミゲルは、 毎日24時間つききりで看病し、 7年間を病院で過ごした。 妹はドネーションによって肺移植をし、 奇跡的に回復し、 いまではすっかり元気になった。 そして彼は職に就くと、 持ち前の聡明さを発揮し、...
View Article【サーフィン研究所:連載】彼女の島-9_(323文字)
【サーフィン研究所:連載】彼女の島-6_(324文字) 【サーフィン研究所:連載】彼女の島-7_(403文字) 【サーフィン研究所:連載】彼女の島-8_(667文字) 〜8号までのあらすじ。 1970年代、ノースショアに住む「ぼく」は、 タウンに向かう途中でマウイ島に住む美女と再会する。 ワイキキでサーフする約束を車内でし、 カカアコで軽い食事をするため、 ポルトガル人の食堂にやってきた。 9....
View Article【サーフィン研究所渾身号】コスモス・クラシック新入幕記念_(2133文字)
モデル名 ・クラシック CE80 (コスモス&エボルブ開発共通型式番号) 【*余話】 製造的にはエボルブ、 コスモスの順なのでECなのだが、 NAKISURFではEC(エリック・クリステンソン)があるので、 混同しないようにCEと順を入れ替えている。 【キャッチコピー 】 シングルフィン&スクエアテイルの集大成 *足まわりの熟成 大きめのスクエア・テイルを踏み込むと、 美しくロールしながら、...
View Article【サーフィン研究所本気編】「サーファー」とは?_ミゲルたちの土佐トリップ_(2197文字)
金剛福寺の東浜は、 観音菩薩が降り立つ聖地として、 奇跡の白砂海岸が拡がっている。 ミゲルのお母さんにサーフィンを教え、 講師ふたりと記念撮影をした。 さて、 今日はずっと書いてみたかったことがある。 サーファーとは、 「サーフィンをする人」ということです。 意訳すると、 「波乗り愛好家」という意味になるが、 私たちはだれもそういう言葉を使わない。 サーファーと表記する理由は、...
View Article【サーフィン研究所】陽水さんのワインレッドの心を深読みしてみた_(693文字)
もっと勝手に 落としたり もっとスリルを 楽しんだり 喰らった想い出を そっと抱いているより 忘れてしまえば 今以上 それ以上 楽しめるのに あなたはその 透き通った 瞳のままで あの落ちそうで 行けそうな ワインレッドの ボードを持つ あなたの願いが かなうのに もっと壁に 張りついたり ずっと波に ゆれあったり 落ちてしまった記憶に 酔っておじけづくより 波に落としたら いま以上 それ以上...
View Article【サーフィン研究所】ミゲルたちの土佐トリップ2_ホタテの出前_(1188文字)
私たちは、 「波」 という循環の輪で遊んでいることに気づいた。 この輪に気づいたということは、 無心の境地という悟りを幾度も感じたのかもしれない。 「風」とか、 「流れ」というエレメントは、 偶然というものが存在しないことに気づく。 生物は、 お互いの相互扶助によって生きている。 よって平等だと悟る智慧や、 波からものごとの真理を理解し、 その価値観を根付けさせる。 Miguel on Catch...
View Article【サーフィン研究所】ウェットスーツの季節_WBPで純正エンゲッツ_(1160文字)
朝晩はすっかりと冷え、 陽当たりですら暑くない季節がやってきた。 ウェットスーツの季節となった。 アムステルダム・コミュニティのウェットスーツは、 あまり喧伝されていないけど、 日本一のウェットスーツ工場で製作されている。 やはりこれは、 ベスト・オブ・ザ・ベストを最上とした石田さんの引き寄せであり、 そして基本思想だからだ。 なので、 季節が進み、 多くの人が本当に必要になってくると、...
View Article【サーフィン研究所】最近のオムニバス_(1277文字)
9月のフォルダーの中の写真を総ざらえというか、 本日はそんなポストです。 タイトルに「オムニバス」とあるが、 これは「多数のもの」と解釈してください。 私たちは、 ミゲルの引き寄せで、 予想にもなかった波を、 信じられないほどのいい波を当てたことは書いた。 Miguel Haber on Cosmos Surfboards TheOne 6’4” Cosmos Original Twin +...
View Article【サーフィン研究所:連載】彼女の島-10_(735文字)
【サーフィン研究所:連載】彼女の島-9_(323文字) 〜9号までのあらすじ。 1970年代、ノースショアに住む「ぼく」は、 タウンに向かう途中でマウイ島に住む美女と再会する。 ワイキキでサーフする約束を車内でし、 カカアコで軽い食事をするため、 食堂にやってきたところで、 ぼくは、 彼女に抱く気持ちを伝えた。 10. ぼくたちを乗せたフォード・ランチェロは、 KAM、...
View Article【サーフィン研究所】ボードを使った波との体術_BEN&JERRYと総料理長_(1279文字)
Cosmos Surfboards TheOne 6’4” Cosmos Original Twin + Twinzer Amsterdam Wetsuits . ずいぶんと上質な波に乗った。 水平線と同じ色の空の向こうから、 水のかたまりが近づいてくる。 かなりのワクワク感と、 表題にあった 「サーフボードを使った波との体術」 というようなスリルを味わった。...
View Article【サーフィン研究所】クラシック世界_キイロスズメバチ_ミゲル・カブレラ_(973文字)
Cosmos Surfboards The Classic 8’0″ . すっかりと波が小さくなった。 このクラシックは、 「このような波に乗る」 そんな想定でデザインされたサーフボードだ。 このボードでトリムするのは、 歴史のドアを開けることで、 当時のサーファーの夢みたいなことを想っていた。 千葉県でスズメバチに刺されて亡くなったという記事を読んだ。 そういえば、...
View Article【サーフィン研究所ビッグ・ウェンズデー号】ダブルアップのエッジとウェットスーツ_津波とピッツァ&ゴールド・サバット_観光地の適正価格_(1026文字)
Catch Surf® x Nakisurf Original Skipper Fish 6’0” Cosmos Twin Fin / Amsterdam Wetsuits . ダブル・アップのエッジまで落としていき、 そこからテイクオフした。 すっかりと秋色なので、 夜明け時間にはウェットスーツを着ることになった。 アムステルダム・スーツのなれそめは、 最高のものを愛する石田さんが、...
View Article【サーフィン研究所】歌詞は関係ない。自由になれと言っているだけだ——ジェリー・ガルシア_(874文字)
グリーティング・カードというものがある。 たとえばHappyBirthday!!とか、 Congratulations!と書かれたメッセージが印刷されている。 そんなカード群を見ていると、 “Today is the first day of the rest of your life” 「今日は残りの人生の最初の日」 そんな言葉がつづられたものがあった。 命の期限があることを知ってはいたが、...
View Article【サーフィン研究所渾身号】地水火風空の武蔵に学ぶ_高知市内探訪_台風15号_(1800文字)
最強の剣豪とされた宮本武蔵こと新免武蔵が、 「地水火風空」と視点を変えた 『五輪書』という剣の指南書がある。 原文でそれを読んでいると、 こんな箇所があった。 「太刀道を知ると云事 太刀をはやく振らんとするによつて 太刀の道ちがひて振がたし 太刀は振りよき程に静に振る也」 現代語にすると、 こんな感じだろうか。 「刀をはやく振ろうとすると、 太刀筋が悪くなるので静かに振る」 380年も前に、...
View Article【サーフィン研究所】とんでもない勢力の台風15号_天_牧野植物園でサガリバナ__(1378文字)
Cosmos TheOne 6’8” Cosmos Original Twin Fin . 波が上がってきたので、 直感的にボードサイズを上げた。 (この詳しくは巻末リンクをご覧ください) 「ものすごい勢力」 とあったが、 最大瞬間風速85m、 「とんでもない勢力」 の台風15号が、 日本列島の1500km沖を北上している。 すでにここ(四国)から2000kmは離れただろうか。...
View Article【サーフィン研究所:連載】彼女の島-11_(783文字)
〜10号までのあらすじ。 1970年代、ノースショアに住む「ぼく」は、 タウンに向かう途中でマウイ島に住む美女と再会する。 ワイキキでサーフする約束を車内でし、 カカアコで軽い食事をするため、 食堂にやってきたところで、 ぼくは、 彼女に抱く気持ちを伝え、 フォード・ランチェロを走らせていると、 レッド・ツェッペリンの『天国への階段』がラジオからかかった。...
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