【サーフィン研究所新春号】子供たちがエックスにやってきた!_(1188文字)
私があまりにもノースハワイ島に行かないからではないだろうが、 子どもたちが訪ねてきてくれた。 さらにはカイラが婚約者ブロンソンを連れてきてくれた。 玉崎神社へ行った、 もちろん海にも行った。 昨日の千葉北は風も弱く、 暖かな日だった。 集合写真は、 私の母の生まれ育った銚子を背景に入れてみた。 みんなこんなに大きくなりました。 (カイラとブロンソンが27歳、 ノアが25歳、アニーが21歳9ヶ月)...
View Article【サーフィン研究所】初夢初乗り_チルベンダーLS-Tスペシャル_バス釣りと映画スラムダンク_(1675文字)
初乗り、 初夢。 私の今年の初夢は、 ——断片的なものだが—— こんな感じだった。 クマビーチでサーフしようとするのだが、 そこは崖の中腹から岩場に降りていかねばならぬ岬で、 私はその波を撮影したいようで、 標準レンズを付けた水中ハウジングの支度と、 サーフボードにワックスを塗りつつ、 他のサーファーたちと話していた。 ボードを持った人がひっきりなしに海へと降りていく。...
View Article【サーフィン研究所】シン・サーフィンが凍っている_(856文字)
元日に続いて、 1月11日というゾロ目日が明けた。 千葉北の夜明けは、 放射冷却によって、 大気が摂氏1℃まで下がった。 うねりは東北東から1m/8秒もある。 北西風が2mと、 北風15m以上と強かった昨日にくらべてみると、 絶好のコンディションだ。 これは先日、 定員の6名乗車で、 キャッチサーフ5枚を乗せたバン内部だが、 こんな状況の破片によって、 日曜日のことがまざまざと思い返される。...
View Article【サーフィン研究所・新春特大号】合否勝敗の刹那サーフィンじろう編_(1999文字)
The One / 6’4″ x 19-5/8″ x 2-5/8″ Nakisurf Original Twin-Fins at the Hamamura . 先日ここで紹介した無名リーフには、 35年前にはブレイク名があったと聞いた。 あそこは、 『ストリーマーズ』と呼ばれていたそうだ。 例によってここも無人。 けれど、 少し離れたピークでは。 数十人が真剣に波を取り合っているようで、...
View Article【サーフィン研究所】昭和58年波と今の違い_(973文字)
Cosmos Surfboards The One 6’4″ x 19-5/8″ x 2-5/8″ Nakisurf Original Twin-Fins . この日はブバラカでサーフしたのだが、 ——やはりいつものように—— 1980年代のことを思い出していた。 なぜ思い出すかというと、 やはり当時から波質が変わらないからだろう。 ただ、 現在のようにセブンイレブンはなく、...
View Article【サーフィン研究所・新春特大号】ドラグラ・ハマムラ_うねりの向き_(2098文字)
Cosmos Surfboards The One / 6’4″ x 19-5/8″ x 2-5/8″ Nakisurf Original Twin-Fins . ハマムラ。 とてもすばらしい波質だ。 Photo by @mandalacoffee_japan . この日は、 1.8m@13秒という寒波からの北東うねりだった。 ここは本来なら東うねりが良いのだが、 この日は北寄りであり、...
View Article【サーフィン研究所】嵐気味の千葉北_ダ・フイ・バックドア・シュートアウト2023_(1567文字)
Catch Surf® Heritage Collection 8’6″ . 現在、 長い前線を伴った低気圧が南東海上を通過している。 よって、 千葉北は「小さな嵐コンディション」で、 いわゆるストーミーぽい景色が拡がっている。 九十九里となると、 ほぼ風向きと同じ向きの波なので、 こんなぐしゃぐしゃになっている。 南に行けば、 少しは風が合うのだが、 下画像がライブカメラに映っていた。...
View Article【サーフィン研究所】パイプライン合宿_イワシとゴジラに寺田寅彦さん_(1188文字)
雨なのでというわけではないが、 パイプラインのライブを見ていた。 それにしてもすごい波だ。 私はバックサイドになるので、 グラブレイルだったり、 グラブしないときのことをつぶさに見ていた。 とても勉強になった。 @urbanislandsociety . シンペイも昨日に引き続いて、 すばらしい波に乗っていた。 彼はアーバン・アイランド・ソシエティの ホノルル・カイアコ店マネジャーであり、...
View Article【サーフィン研究所】85度横から入るうねりを検証した_都会の天然ギラギラ南蛮定食_(1288文字)
この日の北東うねりは、 北にある岬に巻き付くように弧を描きリーフに届いた。 それによって、 ほぼ9割がレフト方向にブレイクしていった。 これは浜とリーフの位置、 そしてうねりの角度を図表というか、 グラフィックで示してみた。 緑色がうねりである。 これはドラ大の授業で使う教材となるので、 きちんと*ステッドラーの分度器まで使い、 精緻という字画数による説得力を求めたのかもしれない。...
View Article【サーフィン研究所】波のことを書く動機_クマさんと大日如来の兜率天_(838文字)
The Cosmos Surfbords The One 2+1/ 6’8″ x 19-5/8″ x 2-1/2″ Nakisurf Original Twin-Fins . 波に乗る心境を書くことがあるが、 ことごとく動機はイメージというか、 過ぎ去った過去の残像のことだ。 経験 観察 想像 読書 これら四つの要素が作文を構成する必須要素だとあった。 サーフ文人(そんなのはない)は、...
View Article【サーフィン研究所】寒波のはじまり_エンスー聖地中野で経済学とノスタルジア_(1981文字)
一昨日は開発について、 深い話を書いたと自分的には思う。 牧歌的なままでいてほしいノースハワイ島の街と、 オアフやマウイ島のように絢爛(けんらん)系の、 ディズニーランド化への危惧は、 自分が持つエゴであるとも知っている。 さて、 日本全国に寒波がやってきたようだ。 グローブはもちろん、 ネックプロテクター、 さらにはヘッドキャップを付けたフル装備でパドルアウトしている。...
View Article【サーフィン研究所】寒気がやってくる_丸木という火星人のことについて_(1729文字)
Cosmos Surfboards The One / 6’4″ x 19-5/8″ x 2-5/8″ Nakisurf Original Twin-Fins . 令和5年1月の大寒日。 いまが冬のピークだという。 あとは越えるだけで春がやってくる。 あと60日で春分の日だ。 春よ来い。 海野十三(うんの じゅうざ)の 『火星兵団』を読了した。 これは少年時代に読んだ記憶がある。 調べてみると、...
View Article【サーフィン研究所】50年後のボンザー_コジローの「どっちでもいいよ」_(888文字)
The Cosmos Surfboards Bonzer 1973 6’5″ x 20-7/8″ x 2-11/16″ (195.5cmx53cmX6.8cm) . 昨日の話の続きではないが、 50年も前に 『ボンザー』 というサーフボードデザインがあり、 それについていろいろ調べていた。 で、 4年前にこのボンザーを形容するにあたって、 「風魔式」という言葉を使って展開したものがあるので、...
View Article【サーフィン研究所】旧正月おめでとう!_ボンザーにシン・法王ライダーのマイノリティ度_(1297文字)
春節おめでとうございます! この旧正月のことを調べてみると、 二十四節気の雨水期の前の新月が、 元日だと制定されている。 古代には”雨水”が年始だとされていたが、 月の暦を用いて、 農耕準備を始める日のお祝いだという。 ということは、 本日から春に向かう標準日となる。 The Cosmos Surfboards Bonzer 1973 6’5″ x 20-7/8″ x 2-11/16″...
View Article【サーフィン研究所】少年時代の円月選者_(964文字)
The Cosmos Surfboards Bonzer 1973 / 6’5″ x 20-7/8″ x 2-11/16″ (195.5cmx53cmX6.8cm) . 以前撮った写真ファイルを見ていると、 この作品に目が止まった。 これは2年10ヶ月前に撮ったもの。 よって、 主題のゼンとジンは、 もうすでにティーンという年代となった。 共に土佐の子で、 うねりの芯のありあり感が、...
View Article【サーフィン研究所】アメ横のフィルムカメラとボンザーの類似点_逸脱=リラックスするべくエディ・アイカウ_(1278文字)
上野のアメヤ横丁。 浅草にいたアニーが、 フィルム・カメラを探しているというので、 中野に行こうとするが、 あちらはなかなか遠い。 調べてみると、 上野丸井のキタムラに中古在庫があり、 安心価格+6ヶ月保証、 東京メトロで2駅だというので見に行くと、 オリンパス・ミューがあった。 程度がよかったのと、 相場よりも安い価格だったのでそれを購入することになった。 これでアニーも表現世界へ入り、...
View Article【サーフィン研究所】サンダーマスク泳法とエンゲッツ釣法_(1387文字)
Catch Surf® Special Skipper Fish 6’0″ Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear) . 寒波到来。 すごい嵐でした。 みなささんはご無事でしたか? 現在サーフィンよりもトレーニングに夢中だが、 気合いを入れて泳ぐと、 クラクラするほど疲れるのが良い。 ヒラくんという水泳マスターがいる。...
View Article【サーフィン研究所】寒波通過後の氷結波_エディの魂_(828文字)
Catch Surf® Skipper Fish 6’0″ Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear) . ものすごい勢力の、 低気圧が太平洋の沖を抜けていった。 まるで台風のようだった。 違うのは大量の雪を落としていったことだろうか。 低気圧通過後から猛烈な北風が吹き、 それがおさまってくると、 うねりは整ってすばらしい波となった。...
View Article【サーフィン研究所】逗子サーファーズ岬の奇跡プリン_(1693文字)
Catch Surf® Skipper Fish 6’0″ Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear) . バックサイドが続く。 波の前、 つまり斜面のなかにボードを落として、 グラブレイルで波壁に食い付かせる。 これだけのことだが、 少しでも緊張したり、 力が入ってしまうと、 とたんに自身のタッチを伝えるコーディネイトを失ってしまう。 沈着冷静に、...
View Article【サーフィン研究所】水温11度作戦_Thrill is Back!!_(1279文字)
「スリル・イズ・バック・トリム」 . これは、 瀧朗が長らく夢中になっている温故知新技だ。 名付け親は、 ハービー・フレッチャー。 Thrill is Back!! そんな心持ちで斜面にレイルを入れて、 自身をエクスプレッションする。 Takiro on Christian Fletcher Surfboards 7’10” Twin . 「スリルがやってきた!」...
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