【サーフィン研究所】クリティカルなテイクオフ考_ドラグラたちの近況_(1026文字)
Catch Surf® Skipper Fish 6’0″ Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear) . ボードを横(進行方向)に向けてテイクオフするのは、 こういう波では必須条件だ。 レイル接水などによって、 速度を落としつつ、 波壁の中にとどまらなくてはならない。 もしまっすぐ降りるのなら、 ボトムターンで自身を壁に引き上げなくてはならず、...
View Article【サーフィン研究所】コスモス・サーフボード始動!!_パイプライン・マスターズ_(675文字)
いよいよついに! コスモス・サーフボードが始動した。 詳しくは、 この下のスタッフブログのリンクにあるが、 歴史的なサーフボード、 博物館に並ぶ歴代デザインの新品に乗れるということだ。 The One / 6’4″ x 19-5/8″ x 2-5/8″ Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda Nakisurf Original Twin-Fins ....
View Article【サーフィン研究所:特大号】オンリー・ハカセ・ノウズ・ザ・フィーリングのコスモス・サーフボード_(1792文字)
昨日もお伝えしたが、 コスモス・サーフボードが始動した。 ありがたいことに、 早速NAKISURFの友人たち、 そしてファミリー・ユーザーからメッセージや質問が多数届いた。 彼ら、 彼女たちの興味の順にモデル名を書くと、 1.フィッシュ 2.ボンザー 3.TheOne だった。 TheOneとあるが、 元々は、 タイラー・ウォーレンによって、 「究極のサーフボード」として作成された...
View Article【サーフィン研究所】イリエの12ポイント_があたんの13年後_屋久島の霊性と波乗愛について_(1594文字)
2月です。 寒さも底になってきたようで、 10度だった千葉北の水温が突然14度までジャンプした。 そろそろ春かな。 今月もどうぞよろしくお願いします。 千葉北のマイナー・サーフスポット。 私たちは、 ここをイリエ(入江)と呼んでいる。 このエリア全体は、 「ジョー」と言うのだが、 ジョーの中央がピラミッドで、 その北と南でだいたいのピークを示している。...
View Article【サーフィン研究所】名刀刃文の7世紀の歴史_室戸空海編_(1288文字)
コスモス・サーフボードが始動しました。 こんなお知らせを数日前にした。 すると友人たち、 そしてファミリー・メンバーや、 ユーザーたちから連絡があり、 やはりみんなも「サーフボードが好きなのだ」 と感じつつ、 サーフボードに似ている刀剣のビジュアルを見ていた。 Mei Muramasa . この刀に目が止まった。 銘 村正だという。...
View Article【サーフィン研究所】パイプライン・マスターズ2023とウルトラセブン1967_(1567文字)
WBP系のスラブ波は、 パイプラインの心持ちでドロップするようにしている。 そのパイプラインが舞台となるマスターズ中継を見ていた。 そういえば、 先日ここで「見た」とお伝えしていたのは、 昨年のものだった。 けれど、 「卓越したチューブライディングを見る」 という真意は変わらないので、 訂正も書かずにそのままにしておいた。 今年のパイプは、 平年よりも波が小さい傾向だろうか。 長期予測を見ても、...
View Article【サーフィン研究所:立春編】スクエアなターンと笑門福来の東浪見猫_(1188文字)
少し寒いけど、 暦の上では「立春」となった。 来月には春分がやってくる。 冬後半というか、 春が見えてきた。 暖かくして過ごしましょう。 Cosmos Surfboards TheOne (旧モデル名: The Mid-length 2+1) 6’8″x 19-5/8″ x 2-1/2″ Nakisurf Original Twin-Fins . スクエアなターンが一度でもできたら、...
View Article【サーフィン研究所:立春特大号】コスモス・サーフボード『サンディエゴ・フィッシュ』本当の歴史_(3078文字)
波情報は平均値を読む。 ここのスポットは、 「本日フラット」 とあった。 たまに美しい波はやってくるが、 およそ1時間に1〜2本程度なので、 情報としては役に立たないのだろう。 この波が来ることを信じて、 パドルアウトして1時間待ったとする。 いつか波がやってきて、 それに乗ることができればすばらしい記憶となる。 たったそれだけだけど、 Doと、 Not to Vは大きく違うものだとわかる。 さて、...
View Article【サーフィン研究所】マニア&高濃度エンスー博士と日曜日『プロローグ』_昭和55年のゲームとは?_(694文字)
Cosmos Surfboards TheOne 6’4″ Nakisurf Original Twin-Fins . 昨日は長々とフィッシュ、 オリジナル・サンディエゴ・フィッシュのことをここに書いた。 たまらずに前田博士のところに行き、 サーフボード・デザイン、 ボード・シェイプ グラッシング&ホットコートの話をした。 知っている人も多いだろうが、 博士は、 完全マニアに加えて、...
View Article【サーフィン研究所】もうすぐ春ですね_パイプライン・マスターズ波の眺望_(1233文字)
暦とはよくできたもので、 立春となったとたんに水が温(ぬる)んだ。 温まったとは感じないが、 たしかに温んだ。 長時間サーフしていても、 寒いと感じなくなった。 きっと冬の底は過ぎたのだろう。 ちなみに千葉北の水温は、 10度が底だったが、 立春後は13〜14度くらいで推移しているようだ。 水温10度というのは、 ワイプアウトしたくない冷たさだ。 よって、...
View Article【サーフィン研究所】イリエの光る波_パイプラインのエンスーラボ_(1116文字)
千葉北には、 『イリエ(Irie)』というサーフ・ブレイクがある。 ここは北うねりはもちろんのこと、 北東、 東までも堤防にブロックされる波質だ。 堤防に当たって威力が下がったうねりは、 およそ半分程度まで小さくなるだろうか。 そんなことなので、 ここはいつも人気がない。 逆に言うと、 たいてい空いている。 そこが長所なのかもしれない。 ということで、 私はイリエ効果のおかげで、...
View Article【サーフィン研究所】ストールとトルティーヤ_パイプラインのミルクバー_(1026文字)
いつだかの台風波。 後ろ足を限界まで加重して、 ストール・タイムだ。 この波が大好きな泉(いずみ)くんのことを思い出した。 元気だろうか? まだ須崎の造船所で働いているのだろうか。 この泉くんからつながって、 ソーアンの公文潔さんのことを思いだし、 宗安寺の川のほとりへ心が漂った。 今日はパイプライン・マスターズのファイナルデー。 日本時間の2時45分にWILL CALLだとあったので、...
View Article【サーフィン研究所】昨日のハマムラ_スマグリはんとキングジョー_(1639文字)
昨日はジェフリーズからジョーまで、 つまりピラミッドもイリエも北東風が吹き荒れて、 ハマムラならできそうなので、 パイプライン・マスターズ観戦もそこそこに出発すると、 やはりいい波が崩れていた。 ただ、 少し地形が深いのかな。 そこまでバレルになるような感じでもなく、 雰囲気だけパイプライン風という気分だった。 Cosmos Surfboards TheOne 6’4″ Nakisurf...
View Article【サーフィン研究所】バックサイド_千葉北ジョーとバスケットボール_(1161文字)
Catch Surf® Skipper Fish 6’0″ Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear) . バックサイドは好きか? たまに聞かれるが、 フロントよりもバックサイドのほうが好きなのかもしれない。 特に切り立った波は、 フロントよりもバックサイドのほうに振りたい。 なぜか? それは身体を接水することができるからだろう。 接水すると、...
View Article【サーフィン研究所特大号】コスモス・サーフボード_エンスー100年ストーリー_(2088文字)
Photo by @supertakibishiyasu . 南岸低気圧が抜けていった。 各地から良波到来の便りがあった。 水温もいくばくかは温み、 冬という季節は越えたような感覚を得た。 マリエルに行くと、 日本のサーフ界では始祖であり、 エルビス・プレスリーか、 ビートルズと例えられる川井幹雄さんがサーフされていた。 川井さんこと、 ミッキー師には、...
View Article【サーフィン研究所】敬うのが先か、楽しむのが先か_(1288文字)
@エンスーラボ (詳しくは巻末にリンクがございます) The Cosmos Surfboards Bonzer 1973 6’5″ x 20-7/8″ x 2-11/16″ (195.5cmx53cmX6.8cm) . https://president.jp/articles/-/55484 こんな記事を一般紙で見つけた。 見出しだけだと真意というか、 意味がわかりづらい。 内容は、...
View Article【サーフィン研究所】オムニバス:魚類サーファーと牛乳屋次男_ウルトラセブン華厳_(1477文字)
ノースショアで育ったサーファーたちは、 何かが違うと思う。 ジョンジョンを筆頭とするフローレンス兄弟、 そしてこのジェイミー・オブライエン。 普通のサーファーが、 こんな波でワイプアウトしたら背骨が折れるだろう。 どこかが折れなくとも溺れるだろう。 もしかすると彼らは人ではなく、 魚類に近いのかもしれない。 あまり知られていないが、 スカシーこと、 スカイアンドシー・ムロトの河合さんは、...
View Article【サーフィン研究所・渾身号】バレンタインデー悲哀=大衆迎合主義!?_トロ松さんの傑作本紹介_(1773文字)
昨日はバレンタインデー。 日本で育った私にとっては、 ハートチョコのピーナッツ粒を思い出す日だ。 アメリカに移住すると、 バレンタインはクリスマスと同じで日本と違っていた。 もっと書くと、 本国アメリカには、 ホワイトデーは1ミクロンですら存在していなかった。 で、 そのときにバレンタイン熱はフロン並に冷めたのだが、 今年の各紙論やコラムを読むと、 小学生未満のバレンタインには、...
View Article【サーフィン研究所】都内路線図と乗り換え_キャッチサーフ展示会@下北沢_(1818文字)
ひゃあ寒い。 千葉北は、 今朝の気温が摂氏1度。 体感気温となると、 零下3度だとあった。 寒いわけだ。 海には2m程度、 7秒台後半の北東うねりが入っている。 この寒気をもたらせた低気圧からのうねり群だ。 天気図を見ると、 まさに真冬の様相を示していた。 日曜日はやたらと暖かく、 すっかり春になったと感じていたのに、 また真冬というセクションにカットバックしてしまったようだ。 昨日は、...
View Article【サーフィン研究所】突然的な3m/15秒の北東うねり_セレブレーション_(1161文字)
波が大きい。 そんな予想だったのか、 気象の不思議なのかはわからない。 太平洋の北東側に向いた海は、 まるで台風通過中みたいだ。 この天気図を見ても、 ここまで波が大きくなるとわからなかった。 確かに強い西高東低だが、 ここまでのうねりがやってくるとは…。 ブイ情報というのは、 大気による天気図ではなく、 海上の起伏図みたいだと感じた。 このうねり群はまたハワイに向かうのだろう。...
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