【サーフィン研究所沖縄道場】沖縄中部の思惑_(1278文字)
Yomitan, Okinawa . 沖縄中部に許田があり、 その道の駅に行ってきた。 道の駅ならば、 室戸のキラメッセ、 南伊豆の湯ノ花が私が行った中でも1、2を争うが、 ここも観光地化していて、 道の駅=ファーマーズ・マーケットの意義が失われてしまった典型である。 いくつか光る店もあったが、 観光での来客がほとんどなので、 価格はそれに比例して内地価格になっていた。...
View Article【サーフィン研究所奄美支局】青い海のロングバケーション_(1287文字)
Gala, Okinawa . 青い海。 大瀧詠一さんの伝説のアルバム 『A LONG VACATION』を思いだし、 その流れでナイアガラ・トライアングルVol.2に入っていた 『白い港』の歌詞が浮かんだ。 青空がまぶしい かもめが波をかすめた 君と似ているよ The blue sky is dazzling. A seagull that grazes the waves. It’s just...
View Article【サーフィン研究所沖縄道場】ロングボードでの加重やその他の修練_(1232文字)
ダニー・メルハド。 元WCTサーファーであり、 12年前から沖縄で、 『ハッピー・サーフィング・オキナワ』を主宰している。 私たちにとっては大師範であり、 ジェダイの騎士でもある。 その彼を師範として崇めてやってくると、 こんなにすばらしい人はいないというほど、 日々が楽しくなった。 で、 師範は「その日」がやってくるまでは、 ロングボードで腕を磨きなさいという。 Photo by...
View Article【サーフィン研究所沖縄道場】沖縄に到着したジャイアンとガラさん前編_(1115文字)
美しい夜明け。 この海は沖縄東海岸、中部地区だ。 沖縄は広いので、 同じ中部地区ではあるが、 読谷がある西海岸からここまでは車で45分かかり、 南の奥武島からだと、 2時間(約65km)もかかるほど遠い。 先週末だったかな、 北のサーフブレイクまで行ったが、 奥武島からの走行距離が126kmもあり、 3時間半のドライブだったことを思いだした。 けれど、 往復7時間はなんとか日帰りできる距離で、...
View Article【サーフィン研究所沖縄道場】沖縄に到着したジャイアンとガラさん後編_那覇手達人の剛くん_(1313文字)
Shikenbaru, Okinawa . 昨日はジャイアンと、 柄(ガラ)さんたちがやってきたと書いた。 その続きです。 干潮が良いとされる 『アメリカ住宅前』の潮が上げてしまい、 ダニーから 「このうねりの角度なら『霊石前』がいいんじゃない」 と教わったサーフ・スポットに行くと、 まんまと無人の良波があった。 これまでタイミングが合わなかった 剛(つよし)くんの波乗りが撮れた。...
View Article【日英対応:サーフィン研究所沖縄道場特大号】サーフィンについて、人生について大切なこと_(3438文字)
ここには霊石がある。 There is a spirit stone here. その石に手を合わせてからサーフすると、 不思議と良い波がやってきた。 When I surfed after putting my hands on the stone, a strangely good wave came. 調子に乗ってはいけないと気を引き締めたが、 悪いことは何も起こらず、...
View Article【サーフィン研究所沖縄道場】沖縄4月の食べもの_(1026文字)
Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″ Nakisurf Original Twin + Vektor VMK Photo by @happysurfingokinawa . サーフィンにはオモツライ日があり、 それがこの日だった。 良い波だが、 ここは陸からかなり沖であり、 しかもボートやジェットスキーなどはなく、 各人それぞれ自身のパドリングだけでここまでやってきた。...
View Article【サーフィン研究所沖縄道場】思想からワイルド体験まで_(1233文字)
Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″ Nakisurf Original Twin + Vektor VMK Photo by @happysurfingokinawa . 外は嵐模様だ。 波乗りのことだが、 論理がサーフィン(グ)という行為をささえるのだろうか。 そして、 スタイルは思想で創り上げる。 感性というのも入れないとならないと思うと、...
View Article【サーフィン研究所沖縄道場】ダニー師範の美食その38ナポリ・ピザ_(837文字)
Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″ Nakisurf Original Twin + Vektor VMK Photo by @happysurfingokinawa . フェイドターン。 サニーサックのようなウエッジ系でサーフするのなら、 必須のマニューバーだろう。 このフェイドターンは、 波斜面を有効に使うために一度波の端まで戻っている。 逆走だが、...
View Article【サーフィン研究所沖縄道場】沖縄とドラゴン・グライド・プロダクションズの歴史的無意識_(1459文字)
沖縄は島なので、 どの方向にも波の兆候があふれている。 北うねり。 これは冬ならではのものだが、 春は南や東うねりが混ざるので、 島のあちこちでサーフすることになる。 で、 この南うねりが継続的に届くと、 夏になったと海が教えてくれる。 カロリン諸島で発達中の、 スリゲという名前がついた台風2号。 これではまるで、 ドラゴン・グライド・プロダクションズ(DGP)の固有名詞のようだが、...
View Article【サーフィン研究所沖縄道場】にふぇーでーびたん〜・オキナワ!!_(1089文字)
Catch Surf ®ODYSEA x Barry McGee 7′ Single . @yusuke_santamonica9 さんからお借りしたマリマギで、 ウナクネ・ドラグラ・リミックス風味。 (巻末リンクを参照ください) 長いボードでのターンの重要性を教えてくれたダニー・メルハド師範。 D師範はシェーン・ドリアンだが、 (巻末リンク*2参照ください〜) こちらは、...
View Article【サーフィン研究所】千葉到着_スティング初乗り!!_(1313文字)
羽田空港から千葉に向かうと、 前にはイイサバ号がいた。 よく1173とかあるけど、 1138はめずらしい。 たしか川田さんも1138号だった気がしたが、 ここではあまり関係がないので先を急ぐ。 千葉の、 海付近に来たらこんなかっこいいトラックがあり、 スーパータキビ神にもお会いできた。 彼とは、 お正月のクレセント以来なので、 じつに3ヶ月半ぶりなのでありました。 (巻末リンクを参照ください)...
View Article【サーフィン研究所】1970年代のサーフボードと雷鳴波_(1386文字)
こんにちは、 おひさしぶり千葉ジェフリーズ。 冷たい雲が、 地べたにすれすれに垂れました。 そして、 海には東うねりが咲きました。 強いオフショア風と砲弾のように鳴りつける波。 およそ50年前にベン・アイパによってデザインされたサーフボード。 それを前田博士が鉄腕アトムのようにリ・メイクしてくれた。 パドルアウトすると、 陸から見ていたよりもワイルドな波が散らばっていました。 ずっと、...
View Article【サーフィン研究所特大号】サーフィンで精神世界の扉を開く_マンダラコーヒー近況報告_(2222文字)
日曜日のジェフリーズ。 前夜はタキビナイトだったので、 昨年末の両界曼荼羅歌合戦の舞台となったタキビパレスに集った。 タキビパレスは、 太東岬の丘の上に位置している。 潮が干いてくるのを待ってから太東岬に波を見に行くと、 信じられないほどの人混みに驚いた。 きっと第3次サーフィンブームなのだろう。 ちなみに昨日のブログポストは、 宮沢賢治さんを意識した文体でした。 いすみ玉崎神社。 ....
View Article【サーフィン研究所・文学編】上弦の月
上弦の月 行(ぎょう)というのを調べていた。 修行、 修法のことだと書いてある。 これは仏教用語らしく、 カリタ(carita)だともあった。 ラテン語でカリタスというは、 「神の愛」だという。 この行が極まると、 己の放射が三世十方法界(宇宙のこと)へ届き、 それがあまねく反射されたのを受けると、 意識は水晶や満月のようになるという。 そんな観想感というか、 拡がりのことを考えていた。...
View Article【サーフィン研究所】正統サーファーズ岬_(1179文字)
コーヒー界の若とお会いするために都内に出て、 マンダラコーヒーが持つさまざまな質問と、 これからについて良い話し合いができた。 とっても楽しみ。 大好きな桜新町のカルディ。 サザエさん一家の街でもあるので、 磯野さんもカルディ・ファンだと想像してしまった。 波のある千葉だったが、 台風2号のうねりが入ったと聞いて湘南に動いた。 出発前にJR上総一ノ宮駅前の物産店に行き、...
View Article【サーフィン研究所湘南編】サーファーズ岬パドルアウト2日目_(774文字)
Tyler Warren “One Off 2+1” TYLER WARREN / 2+1(ワンオフ) 7’2″ x 20 1/8″ x 2 5/8″ . 最近恒例となった午前3時出発、 4時到着のプチ・サーフトリップ。 タイラー・ウォーレンが、 私に作ってくれているワン・オフに7’2″が加わったので、 今回の湘南旅に持ってきた。 (ワン・オフについては巻末リンクを参照ください)...
View Article【サーフィン研究所湘南編】サーファーズ岬パドルアウト3日目と4日目の心境_(1017文字)
Catch Surf® ODYSEA Plank 8′ . 波情報の人たちには失礼だけど、 最近は天気図と、 波高ブイで波を判断している。 昨日のブイ計測は、 「南西うねり60cm/7.6秒(間隔)」 そんなことだった。 この数日の習いで、 きんちゃん&カルちゃんと4時に待ち合わせ、 ドラグラ会館を出発して、 大好きなブレイクで波をチェックしてみると、...
View Article【サーフィン研究所】湘南とカリフォルニアのまとめ_ヘア・カリフォルニア2021春!_(1359文字)
Sting 1973 Ben Aipa / Hiroyuki Maeda 6’2″ x 21″ x 2-1/2″ . 台風2号(スリゲ)を狙って湘南にいたけど、 とうとう逸れてしまった。 結局サイズとパワーでは、 先週の千葉ジェフリーズ波を越えることがなかった。 けれど、 1973年デザインのレプリカの『スティング』も試すことができたし、 このタイラーが作ってくれた...
View Article【サーフィン研究所】龍雲と法王とクリスチャン・フレッチャー_泰介さんとサーファーズ岬とタッドさん_(1296文字)
うねりは小さく、 日々の例によって、 逗子のサーファーズ岬でサーフしていると、 夜明け前の龍雲が出た。 これは吉兆だと鎌倉のしげるくんが言っていて、 彼はこれに似た形の彩雲を送ってきてくれた。 これがサーファーズ岬。 いわゆる霊崎である。 昔は龍頭のようだったとも聞いた。 パドルアウトすると、 いつもここで手を合わせる。 波乗りの無事を祈るのだが、 ついでに人生にも祈る。 法王にも祈る。...
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