【サーフィン研究所:テクニック編】バレル波の落とし方と自身の順番_土佐の鬼と美味_(2359文字)
テクニックのことを書くのは、 あまり好きではないのだけど、 サーフィンにも、 車の運転にも「原則」というものがある。 そんなことを書いてみたい。 ちなみにこの場合の原則というのは、 重要というか、 何ごとかの骨格と表現すればわかりやすいだろうか。 まずは近況から。 この画像は、 現在いる奄美大島。 すでにたくさんの美しい波の記憶がある。 噂されていた嵐が昨夜から到来しているようで、...
View Article【サーフィン研究所&ドラゴン・グライド・プロダクションズ】波の走馬燈_(1549文字)
Blue Angel, Amami Oshima . Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″ Nakisurf Original Twin + Vektor VT . 嵐が来ていて、 昨日の夕方にまずはその一幕が終わった。 具体的には、 激オンショアから無風、 そしてオフショアという不思議を味わった。 豪雨と晴れの混合。 とてつもない風波のかたまりが、...
View Article【サーフィン研究所】精神を抽象化させたタキビ神_(1459文字)
Luki O’Keefe and Makala Smith, Seea at Amami Oshima 2017 . ここ奄美大島に来て、 シーアの撮影をしたのが、 すでに4年も前になる。 左に見えるルーキは、 シーアの専属フォトグラファーだ。 たいていは、 「女性」だけでシーアのビジュアルが完成していく。 私は男性なので、 主宰のアマンダにはあえて送らなかった。...
View Article【サーフィン研究所】春の嵐_40年前のアルバム『ロング・バケイション』再発売!!_(1313文字)
嵐第一弾が過ぎた。 こうして足跡がない砂浜にある無人波を見ていると、 もはやファンタジーであるとすら思える。 ちょうど記事を読んでいて、 こうして自然に洗われた場所を歩くことで、 鬱の人の気持ちを明るくするのだという。 こんな早朝の砂浜、 雨後の地面や焚き火が良いという。 鬱(うつ)傾向にある中学生が、 2割増しだとメディアで読んだ。 とくに中学生ごろの多感な時期は、...
View Article【サーフィン研究所】フレッシュなバレル視界とダブル・レインボーにマンダラ・コーヒーの新ロゴ_(1359文字)
3月となりました。 NAKISURFカレンダーの飛車角であるイマジン。 その今月を開くと驚いた。 何が驚いたかというと、 先ほど見てきたバレル視界そのままだったからだ。 あ、 大きな違いがある。 それは暖色なのか、 寒色だとかいうことだが、 とにかく先ほどまでの、 まんまるのバレルの固定視界、 落ちてくるリップをよけながら滑る感動そのままだったことに驚いた。 強いオフショア風、...
View Article【サーフィン研究所】 空の一点とは?_(775文字)
Catch Surf® Skipper Fish Ⅴ 6’0″ Nakisurf Original Twin x 2 = Mega Quad Photo by @photosmilejp . NALU誌コーリー・コーラピント脱稿。 めりめりと書いて、 11枚(4400字)となった。 そのグラフで画像を探していると、 伊豆の写真が出てきた。 フォトスマイルの佐々木さんが撮ってくれためでたき春波。...
View Article【サーフィン研究所】カンフル・ガーデンの斧のような波先_(793文字)
Camphor Garden, Amami March, 2021 . いやはや。 今日はこんな波でサーフすることになるとは思わなかった。 せいぜい腰くらいのロングボード波だというのが予想だった。 で、 このカンフル・ガーデンになんの気なしに波を見に行くと、 炸裂という言葉そのままにオフショア風に吹かれて、 斧のようなリップを海面に叩きつけていた。 で、 すぐにパドルアウトし、 ずっとサーフして、...
View Article【サーフィン研究所】カンフル・ガーデン修行にて参究したファースト・ウェーブ_(1729文字)
普段フラットな湾にうねりが届いていた。 しかも、 ある一定角度からそれは届いていた。 北東うねりだった。 風は東南東。 ならばカンフル地区はどうだろうか? Camphor Garden, Amami March, 2021 . あった。 波はありすぎるほどあった。 もっと書くと、 まさかの波だ。 せいぜい腰くらいの波に乗れたらいいなという日だった。 誰もこれほどまで波があるとは言っていなかった。...
View Article【サーフィン研究所奄美支局&ドラゴン・グライド・プロダクションズ特大号】77歳のガラさん_quiet funk craft works T_(5841文字)
Tyler Warren 2+1 / 6’5″ Greenough 4A-9″ + VEKTOR VMK at Camphor Garden, Amami Oshima, March, 2021 . カンフル・ガーデンの続きはたんまりあるのだが、 そこを語れないほど、 今日は内容が盛りだくさんとなった。 このカンフル・ガーデン日の午後、 ジャイアンと柄(がら、から)さんたちが来島された。...
View Article【サーフィン研究所奄美支局】ワイプアウト考_『超弦理論』_細野晴臣さんが宇宙の深遠さを解き明かす_(1359文字)
ワイプアウトもする。 このように泡に抱かれても、 右手を入れてトラクションを確保して最善をつくした。 あきらめない 目をつぶらない 最悪の中に対処法を探す こんな標語というか、 スローガンを掲げ実行する。 あれ、 左腕が浮いている。 レイルをつかむ(グラブ・レイル)には遠すぎる。 なので、 「最善を尽くす」などと前述したが、 レイルをつかんでいたら、 成功(栄光)へ近づけた。...
View Article【サーフィン研究所奄美支局】聖地から伝搬するハッピーサーフィンの普及_(1999文字)
3月8日。 エスカレーターの日、 国際女性の日(International Women’s Day)、 そして鯖の日だという。 それとは関係がないが、 業務上のやりとりがあって、 サン・オノフレ・サーフ・カンパニーと話していた。 主宰のジョーも元気そうだ。 私は寝食を兼ねて、 サン・オノフレ公園にいたことが数年ある。 少し昔のことなんだけど、 なんだかなつかしくなってしまった。...
View Article【サーフィン研究所奄美支局本気編】波壁を飛び降りたくなるのはフロントサイドの醍醐味!?_カフェわくわく来訪記_(2322文字)
テイクオフ。 サーフィンの中でも重要な役割をしている。 波のどの位置から行くのか 沖のどの位置から入る(乗る)のか どの角度で切り込ませていくのか どの高さからか(波底、中腹、先端付近) Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″ Nakisurf Original Twin + Vektor VT . 「か」で終わる判断がたくさんあり、 なぜ「か」なのは、 絶対はないからだ。...
View Article【サーフィン研究所奄美支局】パンダとミリとガラさんに知る人種差別について_(1495文字)
夜明けに近い夜中という時刻。 ドラゴン波が気になって見に行くと、 こんな波が月と、 朝焼けになる前の色の下で動いていた。 2+1 / 6’5″ Greenough 4A-9″ + VEKTOR VMK Tyler Warren One Off Shape . バレル系は、 こうして後ろから入れば、 そのセクションを最初から最後まで味わうことができる。 足を波側において、...
View Article【サーフィン研究所奄美支局】タイラー・ウォーレンNAKISURFタオル第三弾_イルガチェフェのタンカン風味とは_(1728文字)
2+1 / 6’5″ Greenough 4A-9″ + VEKTOR VMK NAKISURF, TYLER WARREN Towe . 2年前、 NAKISURF新春企画第一弾として、 タイラー・ウォーレンのデザインで、 今治ビーチタオル TYLER WARREN(タイラー・ウォーレン)70cm×140cm を製作し、 すぐに追って第二弾が緑&白となり、 二部作として完成した。...
View Article【サーフィン研究所奄美支局】カンフル・ガーデン2『虹色のリップ』_本日のフィン_(1863文字)
サーフィン・マンガの題名が浮かんだ。 『虹色のリップ』 ターゲットは、 週刊ヤングマガジンあたりだろうか。 昨夕は、 カンフルでいい波に乗れた。 しかも仲間たちと一緒に乗れた。 動く壁、 収まらないほど狭い洞に合わせて滑走していると、 これはまるでハワイのノースショアだと驚かされた。 バレルマスターでもあり、 大波乗りの勇生くんもやってきた。 彼のサーフィンはやはり勉強になる。...
View Article【サーフィン研究所奄美支局&ドラグラ特大号】達人ストール_最高のコーヒー完成_ステッカー各種到着_(2557文字)
Yusei Ikariyama on his Bonzer at Camphor Garden . 絞り込むようにボンザーを引きつけ、 バレルラインに合わせていく。 ストールという名前が付いていて、 良く聞く言葉だが、 実際はとても難易度が高い。 滑走力は重力 波は水 失速させることで、 重力に逆らうことができる。 書くとかんたんだが、 きっと、...
View Article【サーフィン研究所奄美支局】天才血統サーファーたちとカンフル・ガーデン_サーフヨギス・アパレル完成!_(1368文字)
カンフル・ガーデン。 水深などほとんどない珊瑚礁の上で崇高な波がブレイクしている。 この島には数人天才サーファーがいるが、 アスリート一家の血統を継ぐ牧野大智くん。 血統というのは、 両親からの遺伝の影響は約33%に過ぎず、 残りの約66%は妊娠中の母体内の影響と、 育つ環境によることであるとされているが、 それでもなおサーファーの能力に血統が、 一定の大きな割合で寄与しているとあった。...
View Article【サーフィン研究所奄美支局】ウイスキーのススメ_(サーフィンの)真理と煩悩はどこに?_(1855文字)
ドラゴン・グライド・プロダクションズ。 現在の正確には、 サーフィン研究所奄美支局内仮設させていただいたプロダクションだ。 ちょうど、 クワイエットファンクTの受注が終わったところだ。 とてもありがたいほどのオーダー数をいただき、 発案者として喜ばしい気持ちにひたっている。 ありがとうございました。 クワイエットファンクの久保田さんは、 山口瞳さんと、 開高健さんが紡いだ物語を読まれたようで、...
View Article【サーフィン研究所奄美支局】1980年代トロちゃんとホットバタード_MCTコーヒーとベーグル_(1431文字)
昨日ここに書いたことだが、 あやかしというか危険な日があって、 その〆日にタキビ神が、 煩悩と真理の両方を燃やしてくれた。 7’ish Single Fin Ryan Hand Shaped . この分厚く、 重いシングルフィンで、 滑走の重さと速さみたいなものを知った。 振り子の力の感覚と書くべきだろうか。 湘南鎌倉で摂政瀧朗は、 トロピカル松村(トロちゃん)親子といたのだそうで、...
View Article【サーフィン研究所奄美支局】サーフ6強波とBLUE誌_6〜9年前の諸行無常_(955文字)
Bパス アンキロサウルス オバマ アローバーズ キャンネン そしてこのカンフル・ガーデン。 これらが奄美大島の6強波だろうか。 1971年頃ならこの波を舞台として、 ブルース・リーが映画を撮ったことだろう。 そのくらい活劇向きであり、 ワールド・クラスの波がある。 危険度も水量も、 想像を絶して、 やがて遠景になりますとBlue誌に書いた。 ぜひ読んでみてください。...
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