サーフィン・マンガの題名が浮かんだ。
『虹色のリップ』
ターゲットは、
週刊ヤングマガジンあたりだろうか。
昨夕は、
カンフルでいい波に乗れた。
しかも仲間たちと一緒に乗れた。
動く壁、
収まらないほど狭い洞に合わせて滑走していると、
これはまるでハワイのノースショアだと驚かされた。
バレルマスターでもあり、
大波乗りの勇生くんもやってきた。
彼のサーフィンはやはり勉強になる。
ビハインドからハイラインで合わせていく。
速度を落とさずに、
けれど減速が要求される反極レイル・ワーク。
勇生くんは、
完全なるラインをトレースし、
そのままホールドしているのだろう。
冒頭に書いた「虹色のリップ」が見える。
まだホールド。
彼が前に教えてくれたように、
後ろ足を脇腹側に上げつつ、
テイル加重を続けているのだろう。
まだいるのか。
もうすでにフォームボール世界だ。
フォームボールは泡の層なので、
沈む
滑る
揺れる
波面がそんなことになる。
このあたりまで来ると、
すでに全身が泡に包まれているだろう。
波の終わり。
引田天功ではないが、
勇生くんが見えない。
すると、
!
そう思ったら出てきた。
さすがJJFだ、
いやJOBではなかった勇生だとうれしくなった。
最高よ〜。
本当にすごいし、
勉強になる。
上がってきた本人にどうやって出たのかと聞いてみると、
「だいたいです」
そんなことを言う。
もっと聞いてみると、
「レイルを入れて、走らせたまま、
何も見えないのでそのままでした」
そんなことらしいが、
反射的に体躯のいろいろを動かしているのだろう。
才能というか、
魚みたいなバレルアウトだった。
最敬礼。
この日のベストウエーブは、
アンディ・ジョーダンが勝ち取りました。
アンディは、
激浅の珊瑚礁の上でテイクオフをし、
そのままレイルセット。
虹色のリップの中に入りこみ、
高速でセクションをグライディングしていく。
キックアウト時には、
勇生くんがハングルーズのハッピー・サイン。
アンディはさぞかしビールがおいしかったことでしょう。
ちなみに次のセクションが見えるが、
サイズがあれば、
ここにもセットしてボーナス・セクションとなる。
上がってきてボードを見ると、
キャンベル兄弟謹製の真正ボンザーだ。
やっぱりドラグラ系だったのですね。
それにしても勇生くんは、
本当に心が豊かな人だと思う。
何が言いたいかと言うと、
日本の風潮として地元民=偉いとして、
さまざまなルールやマナーを制定して、
それが偏っているというか、
現在のコロナ対策みたいなもので、
どのサーフスポットも不公平そのものになっている。
それで嫌な思いをしても我慢をして、
何も言わないのが日本人の美徳。
それを利用しているのか、
悪い地元民は、
自分たちが有能民族だと酔っているのかはわからないが、
そんなことばかり。
けれど、
この島ではそんなことは一切なく、
「他のサーファーの波乗りを見て、
(ぼくたちも)もっと上達したいです」
そんな純粋な心と、
危険な波でサーフしているハートというか、
真剣勝負をし続けたものたちの矜持があり、
それは世界グレイトサーファーの象徴であり、
波質も世界クラスなので、
人もそこにフィットしたという典型である。
各地の達人の隆起を待ちたいところでもある。
こちら写真家のCHARくん。
アクティブ・サーファーとしては、
おそらくカンフル・ガーデンの一番近くに住んでいる勇敢なグレイトサーファーでもある。
それにしてもこの波にはおどろかされた。
今5時だが、
これを予約投稿してカンフルにまた行ってみようと思っている。
本日のそれぞれボードのフィン・セット・アップをここに。
こちらナッキー使用のキャッチサーフのスキッパー・フィッシュJOB66には、
NAKISURFオリジナルツインと、
VEKTORの1タブ・トレイラーを。
このツイン・フィンは強いシングルフォイルと、
ベース長というボードからつながる基礎面積に着目しました。
フォイルが生みだす水流はけっしてあなたを離しません。
そんな「ごきげんいかが文体(巻末リンク)」
となるほどのベストなツイン・フィンがこれだ。
スキッパー60には、
こちらもNAKISURFオリジナル・ツインと、
VEKTOR-VTをマッチング。
このコンセプトは、
バレル狙いということもあって、
ツインからの水流をトレーラー(リア)に引き継がせて、
イメージとしては、
長いベースを面積を後方に引き継ぎたかったからだ。
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【巻末リンク:ごきげんいかが文体1・2・3】
【サーフィン研究所&ドラグラ特大号】もういくつ寝るとお正月_初詣_新曲『ジローとタキビ神のごきげんいかが1・2・3』_(2935文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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