【サーフィン研究所:テクニック編】フロントサイドとバックサイド、カラニ・ロブの考え方_(1449文字)
上の画像は、 8年前のサーファーマガジン誌に掲載されていたもので、 世界各地のブレイク方向の概要が図となっている。 これを読むと、 地域によって波方向が際立って存在している。 インドネシアの65%程度はレフトであるらしく、 オーストラリアの85%はライトのようだ。 フィリピンはライトだけというのも潔い。 ANDAMAN諸島を一瞬だけ奄美と読んでしまうのは、 いつものことであります。 Catch...
View Article伊豆で子どもたちと、ウナクネ内弟子@本部道場伊豆令和合宿_(1043文字)
Shimoda, Izu 伊豆吉佐美 . 伊豆下田で、 父ちゃん(写真)率いる太郎くんと、 二郎くんチームと会ったと書いた。 さらにはケイスケ家族も一緒で、 南伊豆で車中泊まで同じでありました。 みんなでサーフする。 見守る妹(カリンちゃん)と弟(ユウト)。 お兄ちゃんのケントの表情が良かった。 横はお母さんのニナちゃん。 そして左に太郎。 波がやってきます。 子どもたちは、...
View Article伊豆白浜ウナクネ・サーフ・ミート_ウナクネ界の法王と正一位_(2222文字)
Shirahama, Izu 伊豆白浜 . 北西風が吹き、波サイズを上げた伊豆。 写真で見ると良さそうだが、 深い海底から急に浅くなるため、 かなり切り立つ波質。 サイズも小さいので激浅となり危険。 駐車場にいたコワモテ顔のサーファーが電話していて、 おそらく先輩に自慢しているのか、 「軽くオーバーヘッドあって、チューブ3発入りました」 そんなウソを付いていたのを見逃さなかった。 ウソというか、...
View Article天の川銀河_二郎阿闍梨ドラゴンと波乗り問答_(1133文字)
New Moon at Minami-Izu. 南伊豆の新月。 . 深夜3時の天の川銀河。 気温5度、 風速11mは体感気温1度という寒さだった。 けれど、この作品が得られてうれしい。 燃えているように見えるのが街灯で、 真ん中下部にあるピンク色は堤防のライト。 ただただ美しかった。 Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish x Taj Barrow Pro 6’0″...
View Article【サーフィン研究所教頭編】プロサーファーになるための35ヶ条_(2033文字)
Minami Izu, Shizuoka pref., Japan . 南の海がいま燃える 燃える海に波ひとすじ またひとすじ燃えるよ ああ、波が燃えるよ . まるで北原白秋の詩集からの引用だが、 これは先ほど、 夜が明ける前の心境でありました。 自然発生するキャッチコピーはよくあったが、 詩というのは珍しい。 詩人になりたくなった今朝。 夜明け時刻を調べると、 下賀茂5時25分とあったから、...
View Articleワリイシとケアラシの伊豆_(1557文字)
Wari-Ishi, Shimoda, Izu Catch Surf ®Skipper Fish 6’0″ Taj Barrow Pro TW Captain Twin + VEKTOR VT Trailer . 割石というブレイクを発見した。 もちろん無人である。 割石という地名は、 ここで生まれ育ったという高齢の人がいて、 その人が、 昔はこの浜のことを割石と言っていたと教えてくれた。...
View Article桜の伊豆_難しくてすごい波_天の川と気嵐_(1836文字)
波が上がる予感はあった。 なぜなら冬型の気圧配置が続いていて、 この均衡が破れると、 反位相、つまり逆向きの風が吹く、 吹けば波が出る。 季節は春。 ということは、 吹くとすると、 かなりの風になるだろう。 Shimoda, Izu, Japan . あまり風が吹くと桜が散ってしまうのが心配だったが、 まだ9分咲き、 すなわち100%に向かっていく花弁だったので、...
View Article激しい波で波乗道発心促進_伊豆の日々、人々_(1692文字)
強烈な玉砂利の波。 きっともう少しサイズを上げたらマイルドになるのだが、 波のサイズと地形の絶妙なるコンビネーションで迫ってきた。 水深はモモくらいから膝程度で、 しかも玉石なので、 力強い波と危険が両刃の剣となって現実のものになっていた。 天国か地獄かとは大げさだが、 メイクできず、 怪我をしてしまうのが地獄だとすると、 波に乗ることが天国となる、...
View Article写真コンテストVSウナクネ落語_(2600文字)
波のダンスを見た。 南伊豆の波は美しいので、 シャッターチャンスが溢れている。 「波のダンス」と書くと、 写真コンテスト風の題名となる。 写真コンテストの作品名には独特の文体があって、 作者は明確に何かを伝えたいのだけど、 それは作品(画)に表れているので、 題名は陳腐となってしまうという微妙なものである。 例えば、同じ作品をアサヒカメラに送るときは、 「螺旋飛翔」と、 学術系に寄ると良く、...
View Article【サーフィン研究所:スタンス編】JOBのショアブレイク_ロゴとサバ手といろいろ_(1115文字)
Catch Surf ®Skipper Fish 6’0″ Taj Barrow Pro Special Twin + TW Twin Trailer . キャッチサーフのAライダーにJOBがいて、 彼を見て気づいたのがスタンス、 つまり足の位置。 掘れ上がる、 切り立つ波では、 極端に波側を踏んでいた。 こうすれば安定するし、 一番怖いズルズルと滑るのがなくなる。 Taro Miyazawa...
View Articleさよなら桜の伊豆_ボンザー3_父ちゃんのチャブ台_カセットガス式_(1430文字)
伊豆にさよなら。 美しい水色の海。 この作品はハートが映りこんだので公開してみた。 波が後ろに迫っている。 そして感動的な夜明けにも。 子どもから大人まで楽しめる海。 優しい波から、極波まで。 (巻末注釈リンクをご参照ください) □ さて、ボンザー。 なぜかわからないが、 ボンザーが気になったのは、 あるポストを読んだからであろう。 そのあるポストが気になる人は、 巻末にリンクしておきますね。...
View Article西湘名店巡り_松風国王_NAKISURFアパレル新作フルジップ・パーカ_(1115文字)
波乗魂と、 天の川銀河の伊豆の旅が終わった。 風が強かった伊豆の春。 桜を見ながら国道135号線を北上し、 伊東、 熱海を抜けて湯河原を過ぎると、 もうそこは西湘だった。 南伊豆から3時間半程度のドライブ。 西湘では、 平塚花水に名店があって、 ここに寄るのはいつものこと。 真剣に食に取り組むラオシャンの大将。 ちなみにこのTシャツこそは、...
View Article【サーフィン研究所特大号】無人絶好千葉インポッシブルの日曜日_(2718文字)
今日はジェフリーズだと思っていた。 長潮満潮だけど、 風が南から吹き込むらしいけど、 今日はジェフリーズが良さそうだった。 Tyler Warren Big Dream Fish 6’7″ Captain TW Twin FCS Impossible, Chiba . 昨夜は都内にいた。 (ワインバーに二郎くんはいなかった) と言っても中野。 映画『千と千尋の神隠し』内に...
View Article【特大号】ECサーフボード『フリーライド』_無限地獄インポッシブルに知る護岸の怖ろしさ_(2709文字)
昨日もここに書いたが、 コンテストデーだったようで、 各地に支部テントが並び、 多くのサーファーたちを集めていた。 その混雑を避けるようにインポッシブルに行ってみると、 無数の極上波がやってきていた。 (サバ手をマーちゃんに披露する私↓) Tyler Warren Big Dream Fish 6’7″ Captain TW Twin FCS Impossible, Chiba ....
View ArticleBlue誌_NAKISURFアパレル発売です_タキビシが導いたウルトラセブンと蛸さんの勝浦リーフ_(2088文字)
昨日のことをここに。 まず夜明け。 大雨だったが、 陽が上がってくる気配と共に弱くなり、 9時には雨は上がった。 風は強く、南東風が吹き荒れていた。 波は間違いなくある。 けれど、 波のコンディションが、 風によってズタボロとなっていた。 私が作詞家なら 「ズタボロジョーの鎮魂歌」 そんな歌詞を書くだろうか。 千葉に戻ってくると、 イシガキダイからスズキ、ヒラメなんてのもあり、...
View Article【サーフィン研究所:テクニック編】奄美と伊豆の積み残し_千葉のバリー・マッギー_ほぼフライング・テイクオフ@ワリイシ_(3258文字)
「奄美のことが積み残されているな」 「あの日のバックドアですか?」 Backdoor, Amami Oshima Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish x Taj Barrow Pro 6’0″ . 「VBも書ききれていないよ」 友人(先輩)であり、 親愛なる読者からこんな指摘を受けた。 VBの興奮のこと、 あの波魔獣のことは、 私の細胞からもはや血肉となった。...
View Articleウナクネ高間教授、バリから千葉へ_吉田リーフ_(2088文字)
NAKISURF APPAREL ” EAGLE” HOODED ZIPPER SWEAT SHIRT . 渾身のジッパーパーカーが誕生しました。 カラーはナチュラル。 古着プリント。 “EAGLE” ひさしぶりのNAKISURFアパレルであります。 波チェックに車から出るとき ジャケットの内側に 風が出てきたときに羽織りやすいように 適度な軽さ 吸水性 その条件を満たすブランクスを、...
View Article【特大号:文武両道】百代過客[ひゃくたい・かきゃく]とは?_付録『陰陽師』_(3302文字)
(ご注意:ウナクネ、オルナタティブ、 サーフサブカルチャーのことをわかる人、わかりたい人だけ読んでください) サーフマガジン等の編集長のトミヤマさんからこんなご忠告を受けた。 「僭越ながら言わせてもらいますと、 ウナクネとか、意味不明のブログは書かない方がいいです。読者が混乱して離れています」 ありがたいご忠告です。 だが、わからないものをこうして残しておくのは、 『フナキさんのブログは、...
View Article【サーフィン研究所:小説】昨日の波_(1700文字)
昨日、 海を見に行ったら波が大きくなっていた。 波情報の類は、 どうしても良い波でサーフしたいとき、 近しい人と一緒にサーフするとき、 「各社情報を用いて予測する」 という使い方をしている。 よって昨日は、 天気図以外の情報を見てもおらず、 ただこの天気図からここまでの波があるとは思っていなかった。 南東、東うねりのマジックである。 波は超が付くほど良く、 けれどいざパドルアウトしてみると、...
View Article【都合で短編】麗らかな日曜日_(495文字)
Eric Christenson Cosmic Fonzer 7’2″ Gains Bonzer Fins . このブログを執筆編集するWord Pressの調子が悪く、 投稿するが、反映されない。 サーバー会社の方で修正できるまでお待ちください。 これは吉田リーフと、 ECサーフボードのコスミックフォンザー7’2″ 昨日登場した竜太くんのピックアップトラック。 雪山仕様だそうです。...
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