Wari-Ishi, Shimoda, Izu
Catch Surf ®Skipper Fish 6’0″ Taj Barrow Pro
TW Captain Twin + VEKTOR VT Trailer
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割石というブレイクを発見した。
もちろん無人である。
割石という地名は、
ここで生まれ育ったという高齢の人がいて、
その人が、
昔はこの浜のことを割石と言っていたと教えてくれた。
「波が石を割る」
それが地名の由来なんだそうで、
名は体を表すの例に漏れず、
信じられないほどのパワーがある波だった。
ボイルもすごいので、
それをよけてテイクオフしていたが、
なかなかワリイシぽい。
水深膝くらいの偉大なる波。
正面から見るとこんな感じです。
リップは厚く、
ボトムは砂を巻き上げている。
たまに来るセットは、
このくらいのサイズがあり、
しかもご覧のような二段波なので迫力がありました。
砂だらけになるサーフボード。
自分も砂だらけ。
具体的には、
ウエットスーツの中にみっしりと砂が入っていた。
なかなかすばらしい自然体験です。
太郎くんと二郎くんは、
学校の始業式があるので、
千葉に戻っていってしまった。
二郎のおやつはキュウリ。
こういう食事は「ホールフーズ(まるごと)」と言って、
とても健康に良いのだと、
健康食研究家のECこと、
エリック・クリステンソンが教えてくれたことを思いだした。
美しい伊豆。
こんな青い海が、
東京からたった120km程度の場所にある奇跡。
週末であります。
太郎二郎(タロジロ)たちと入れ替わりに
ウナクネ心友会会長の河合氏と、
DJタンテイでおなじみのツナくんがやってきた。
Catch Surf ®Skipper Fish 6’6″ JOB Pro
Twin + Pros Trailer
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これは会長。
ワリイシの段掘れをものともせずに、
滑り抜けていく興奮。
「アドレナリン出まくりました」
そんなご感想であるらしかった。
Catch Surf ®Skipper Fish 6’0″ Taj Barrow Pro
TW Captain Twin + VEKTOR VT Trailer
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ナッキーの活躍めざましく、
かなりの波にチャージしていた。
殊勲賞受賞。
Tuna Tantei on
Nation The Pink Champagne on Ice 7′
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ツナくんは、
最初は「怖いです」。
そんな感想だったのに、
波に乗るごとに、
波に巻かれるたびに少しずつギアを上げて、
最終的には波壁に張り付いていた。
彼もまた私のスタイル矯正塾の生徒で、
ガニマタとお尻が出るのは、
普段の生活に起因していると断定した。
そこから直そうということで、
歩き方、
立ち方から見直した。
これまでは大成功していたが、
二段掘れとなると、
その恐怖心から全てを忘れてしまったようで、
先祖返りではないが、
下の画像のように数年前のスタイルに戻ってしまった。
でもすごいところを走っているので、
それは評価したい。
これは夜明け前の写真。
外気が冷たく、
海水温が高いようで、
こうして海から湯気が上がっていた。
リアルサーフの直人さんと、
ケイくんにこの現象を伝えたら、
「気嵐(ケアラシ)というんだよ」
とのこと。
ワリイシだったり、
ケアラシという語感の日で、
その流れでインスタグラムを見ると、
タキビシが「ブバラカで満ライでした」
と申していた。
ここまで来ると、
日本語ではないように感じるのですが、
古語の
東雲=しののめ、夜明け前に茜色にそまる空のこと
天乗=天に昇るライディング、テンライ
行幸=旅
玉響=たまゆら、儚き一瞬のこと
真鰻捻=真のウネクネ
梵参=ボンザー
というものではないかと、
会長たちと、
焚き火を囲みながら話したのでありました。
【サーフィン研究所スペシャル】いにしえのサーフボード編:タイラー・ウォーレン1973ボンザー@奄美大島_(2222文字)
Happy Surfing!!
◎