強烈な玉砂利の波。
きっともう少しサイズを上げたらマイルドになるのだが、
波のサイズと地形の絶妙なるコンビネーションで迫ってきた。
水深はモモくらいから膝程度で、
しかも玉石なので、
力強い波と危険が両刃の剣となって現実のものになっていた。
天国か地獄かとは大げさだが、
メイクできず、
怪我をしてしまうのが地獄だとすると、
波に乗ることが天国となる、
基本的かつインスタントな結果をもたらす波乗りだった。
激しい波に乗ってみると、
ボンザーの項で述べた思想というのが、
このことに対して反極の磁力を帯びる。
完全には書けないのだが、
ノートとして、いくつかのことをここに記しておく。
「発心」(波乗道へ心を起こす)
「修行」(波に完全に乗るために努力を積むこと)
「覚」(波乗り道に対して究極の極地を得ること)
「慧」(波乗り道が完成すること)
そんなことがわかった伊豆へのロードトリップ。
上は弓ヶ浜。
こちらは大浜右側。
無人のライトがブレイクしていた。
こんなブレイクも見つけた。
ショアブレイクだが、
かなり良い波質だった。
名前はわからないが、
この近くに海食洞(かいしょくどう)があったので、
シーケーブ(Sea Cave)と名付けてみた。
今回は全員が車中泊だった。
それぞれの車を移動宿として、
移動していった。
場所に感謝し、
行く先々で清掃し、
土地の意味を感じるということを子どもたちに教えてあげられた。
白浜神社の向かいの名店『IRIE』さん。
今村厚プロのお店です。
ここには二郎くんのお気に入りのカラアゲがあり、
ここでハングアウトする歓び。
田牛(とうじ)にあるサンドスキー場がふたりのお気に入りで、
何度も何度も転げ降りていた。
動画もあるので、
近日中にNAKISURFのYouTubeページにポストしておきます。
多々戸浜、入田浜、大浜をベースとし、
伊豆を代表して活躍されている鈴木直人プロ。
そして彼の歩みであるサーフショップ『リアル』。
キャッチサーフも扱っているのですよ。
(詳しくは巻末リンク*3に)
サーフフォトグラファー。
伊豆を中心に活躍される佐々木さんとお会いした。
@photosmilejp
(巻末リンク*2に詳しくございます)
嘉納流の柔術家で、
横山作二郎の鬼投げを得意技として活躍された過去を持つ。
または柔道部物語の三五 一五(さんご じゅうご)を思い出した。
下田市内の名店とされるお寿司屋さん。
ご高齢だそうで、
跡継ぎ問題が伊豆にも押し寄せています。
「サシミならここだよ〜」
鈴木直人さんがそんな文体で教えてくれた魚屋さん。
「下田港で上がったブリをください」
そんな注文ができるお店でもありました。
下賀茂のお蕎麦屋さん。
スズキカタナの出前用にしている念の入れ用だったが、
(トラウマで)静かなところで食べることを好まない私にとって、
静寂のみの世界があり、
胸がしめつけられるかけそばがあった。
旅後半のヘッドライナーズは、
井尻横浪をまたにかける予定の河合さんと、
ガニマタ矯正施設出身のツナくん。
具体的には、
ツナくんは外来通院治療でガニマタ、
出っ尻に依存しないサーフィンを体得しました。
極波の体験者たちでもあるのです。
田牛入口であり、
大浜の孔雀門にひっそりとあるオンザビーチさん。
人気で大混雑の週末がうれしかった。
1980年代にハワイのサンセットビーチにあった
『サンセット・ダイナー』仕込みのプレートランチで知られています。
さらには伊豆を代表する写真家、
ターさんこと土屋高弘さんのお店でもあります。
(詳しくは巻末リンク*3に)
ツナくんはショーユチキン、
河合さんはテリヤキチキン、
私はバルサミコチキンでチキン三兄弟。
地魚一覧。
ここにはないが、
ヨコワというクロマグロの幼魚の味に引きこまれた。
車中泊を5回もして、
すっかり成長した二郎くん。
顔もすっかりお兄ちゃんになりました。
□
【巻末リンク:今村厚さんと土屋高弘さん】
【巻末リンク*2:佐々木さんについて】
【巻末リンク*3:ターさんと直人さん】
伊豆タヒチ_下田&南伊豆おいしいものガイド_世界的なキャッチサーフドリームヒートが太東海岸でこの日曜日に!_(2655文字)
Happy Surfing!!
◎