低気圧が通過すると海が荒れる。
荒れた海に向けて適正な風が吹いた。
この美しい波に、
自分でシェイプしたボードで乗った日。
美しい波壁は、
みんながこぞって行く雪山と似ているのだろうか。
大きなカービングから生じる重力を感じ、
下半身を使ってボードを押しつけていく。
グライディング・プレジャーという愉楽を得た。
巨大な低気圧が北に行くと、
また冷え込むのだろう。
しかし季節は春になっているので、
数日もするとまた暖かくなるのだろう。
銀座の積み残し画像がまだあったのでここに。
普段は海にいるので、
都会に胸を高鳴らせたのかもしれない。
黒潮町の名店「まるや」店主であり、
シェフ・ド・キュイジーヌであるターボー氏垂涎のカヴァラン各種。
有料試飲分をパックに詰めてレターパックで黒潮町まで送りたくなっていた。
大好きな安西水丸さんと、
これまた大好きな月光荘のコラボレーション。
ミル・クレープの断面図。
季節の果実が散りばめられて内包されていた。
じつに感動的であり、
このオブジェクトが宝石のようにも見えた。
カルディ・千葉県銚子店。
母の墓参りは、
コカドの根本さん宅におじゃまし、
旭市経由で上総一宮まで戻ってきた。
この日は北東風。
銚子支部長のノグドンあたりに言わせると、
西小川町が熱いという。
エボルブのショウゴくんは、
海鹿島の南辺りに良い波があるという。
で、
根本さん家=コカドは小川町なので、
ちょっぴり波を見に行くと、
極小サイズの波が、
干潮の海にヨレヨレと崩れるでもなく、
泡となって消えていった。
屏風ヶ浦。
この崖の浸食が、
粒=砂となって九十九里浜の海岸形成をしていたのだが、
「国土浸食あるまじき」
という国土交通省のお達しにより、
堤防と消波ブロックで海側を囲んだのが四半世紀前のことで、
そのブロックや堤防のおかげで、
広大なエリアの砂浜を消失させてしまった。
ご存じ海岸は、
およそ10〜100年単位でその収縮を繰り返すもので、
川の流れをダムでコントロールし、
さらにはこうして大切な浸食を人口的に止めてしまうと、
逆に海岸は深くなり、
結果他所の浸食を進行させるということがわかっている。
けれど、
行政は建設工事関係の票田をおそれて、
災害目的で倍増させた予算を使うためにどこもかしこも人工物で埋め尽くしている。
最近そんなことがわかってきた。
すばらしい海岸を取り戻したい。
#みんなでサーフィンを変えていく
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【巻末リンク:テトラ、消波ブロックの価格】
【巻末リンク*2:工事工事】
【巻末リンク*3:いま、沖縄の現実】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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The post 【サーフィン研究所】グライディング・プレジャー_海岸侵食の裏事情いろいろ_(1107文字) first appeared on naki's blog | NAKISURF.COM ナキサーフボードカリフォルニア.