こんにちは、
快晴のゴールデンウイーク真っ盛りですね!
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逗子SURFERSにようこそ!
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ここは海に突き出た岬の上に建てられたレストラン&バー。
そこにある岬波は、
最上級のポイントブレイクでして、
サーファー垂涎のロケーションであることは、
湘南ボーイズたちには良く知られた事実であります。
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数多くのグレイトサーファーたちがここを愛し、
そしてすてきな時間を過ごしてきた。
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私もその一人で、
オーナーの「なるちゃん」は、
波乗りを始めた頃に
彼のVWビートルで伊豆白浜に連れていってくださった。
そこで遭遇したのは、
どこが先か底かわからないほど、
透明な春波に生まれて初めて乗ることができたのです。
他にもあれもこれもと、
なるちゃんとのことを述懐するだけで視界が滲む。
その彼がオペレーションするこのSURFERSや、
ロースカことザ・ロード・アンド・ザ・スカイに多くの高感度人が集まるのは、
至極当然であると言える。
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私の作品集の壁。
サーファーズの開店前に行って、
そのなるちゃんと最近の、
そして昔の色々を話しながら、
紙カップにSURFERSのロゴスタンプを捺していた。
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↑のサングラスがなるちゃん。
こうしてナルちゃんたちのお手伝いをすることが幸せなのであり、
そう考えると、人生は大きな丸い輪でつながっていると、
中学校に入学した際、
校長先生が話してくれたことを思いだした。
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さて、このSURFERS。
キッチンの前と、
2階がショップというかギャラリーとなっていて、
さらにこの一角では沼さんや岸さんたちがビーチボーイズをされている。
ここではサーフィングはもちろん、
SUP等の安全で楽しい遊び方を教えてくれるのです。
道具のレンタルもあるので、
気になる方は問い合わせしてみるといいですよ。
沼さんも岸さんもいわゆるリベラルな人なので、
みなさんもとても気に入られると思います。
Top
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キンチャンズ岬が大好きな岡本さんがやってこられた。
岡本さんは私の若いときに
ウエットスーツをスポンサーしてくださった大恩あるお方であります。
「船木よ、プロサーファーは格好良くなくてはならないのだ。
よって、お前は千葉プロにはこの車に乗っていくように」
そう言って黄色のポルシェを貸してくださったのが彼であります。
【ちょっぴり特大号、後編】私と娘の奄美大島サーフ旅編のBlue誌発売日_先輩たちの教えと啓示、岡本さん編_夕陽鎌倉_ドラちゃんと洋平さん_かつ禅師とキャッチサーフ・ミーティング_(3473文字)
そうこうと、いつもの昔話をしていたら、
D師範ことシェーン・ドリアンがランチを食べにやってきた。
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そうなんです。
SURFERSはビラボンさんとも縁があって、
そんなこともあって、
オッキーだったり、
クリスチャン・フレッチャー(RVCA)たちがここに集うことでも知られています。
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前日シェーンの撮影を8ホテル内の8ラウンジ内でされた横山泰介さん。
現像されたばかりの神がかった美しい作品を持って来られ、
これらの作品を見られた師範がうれしそうにしていたのが忘れられない。
巨星と巨匠。
感動。
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サーファーズの新メニューは、
ブルース・オズボーンの写真が満載で、
しかもジョージ・カックルと横山泰介さんの対談には、
花井祐介くんが登場していたりと、
メニューを越えたすばらしいものなんです。
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アメリカンスタイル。
プラスメキシカンも。
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前出の天才絵師ハナイ画伯の壁画。
このTがあったら欲しい。
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フィッシュムービー。
私は伊豆のイベントに参加します。
楽しみ。
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「お!このリーフはすごいね」
「ここには良い波が立つのです師範、またいらしてください押忍!!」
「わかりますワカリマス」
すかさずこの岬波の素性をフラット日に見抜いたD師範。
やはりスーパーサイヤ人の眼力は半端ではありません。
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今回の旅で師範の同行をサポートし、
通訳をしたのがランディ。
泰介さんの横にいます。
お洒落なハットをかぶられた泰介さんがシラス丼を注文されていて、
シェーンとビラボンチームの2人と、
私はいつものサーファーズバーガー。
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絶品のパティと、
野菜で満たされるアメリカ以上のハンバーガー。
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野菜サンド。
懐かしいと思うのは、
サンクレメンテはハンセンズの
ピアサイドベジタリアンサンドに酷似しているからで、
そんなセンスもさすがなるちゃんだと感服しかり。
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湘南出発前の8ホテル&ヘア・カリフォルニア。
私もよくここで聖式カルちゃんと立ち話をしています。
この後ろには卓球台があり、
それが無料で使用できるのも8ホテルのすばらしさ。
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片瀬 諏訪神社
少し前は、桜が満開でしたね。
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Today’s boards
Catch Surf Odysea Log 7’0″
UNK-X 6’5″
UNK-S 6’1″
Catch Surf Odysea Skipper Fish 6’6″
Nation Lamborghini 5’4″
Sabaliba Mini-Twin 5’5″
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さて、ここで閑話。
旧名鯖一郎がウナクネYO1となり、
ウナクネYO1の地位はすでにウナクネ到達であります。
何言っているかわからない人が多数見えますが、
今日の巻末にそのウナクネ、
聖式とかサバだったりのきっかけがわかるリンクをおいておきますので、
どうぞご利用ください。
じつはYO1くんこと洋一くんは、
水戸黄門の水戸光圀のように正体をほのめかし、
つまり「サバちゃん」になりすまして、
違ローカリズムなどの悪政を糾している。
「仄(ほの)めかし」というのは、
「サバを読む」ということでもあり、
サバちゃんの兄貴分である瀧朗くんが言うには、
「そんなことからこんなサバ設定になっているのです」
そのサバちゃんと新島帰りの日々を過ごした湘南サバリバを後にし、
(8ホテルであると言われている)
アクアライン経由で千葉までやってきました。
渋滞がすごかったのですが、
得意技である深夜から未明に出発することでなんとか回避できました。
『ミニボードのミニマルフィン』
ということを思いついたのでそれを試してみた。
これはすなわち学生時代の
「やってみよう」
とか、
「乗ってみよう」
そんな開かれた気持ち、
オープンマインドであります。
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Nation Lamborghini 5’4″
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GWだというのに一宮メインの左側堤防横が膝波、
かつ完璧なるシェイプだった。
しかも無人だったので即座にパドルアウトし、
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UNK-X 6’5″
Sabatini’s Spontaneous Rail Bite.
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サバちゃんの初フィンレス日と相成りました。
おめでとう!
後半一緒に波乗りしているとき、
サバちゃんはバックサイドで1回転半のスピンを、
大回りで、ゆっくりとメイクしてしまった。
メイクした直後の驚きと、
その後に続いたうれしそうな笑顔が忘れられない。
「もうフィンレス、止められませんね」
「でしょでしょ」
「はい、このツインフィン外しちゃいましょう」
「それもいいね」
「ふむーフィンレス、最高です」
サバちゃんはそんなことを言いながら
近所のサーフボード工場の作業場で、
そのグラスオンフィンを削り取る作業を思い浮かべていた。
余談だが、
彼のほっぺたのふくらみがクレヨンしんちゃん風で、
しんちゃんファンである私を喜ばせてくれた
自発的な(spontaneous=スポンティニアウス)
という形容詞が付いたレイルバイト。
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私は新島からずっとイメージしていたのがこの滑り。
後ろで見ているのがサバちゃん。
これは見慣れない動きだが、
12オクロックのリバース・ヒッティング。
もちろんスポンティニアウスでありました。(笑)
これはボトムターンを倍ほど伸ばし、
そのターン頂点を波先とし、
そこにボードヒットさせて急激に向きを変えて、
後ろ向きで急滑降するという動き。
やはりイメージしていると実現しやすい。
さらに言えるのは、
まともにフィンが付いていると、
こんな緩斜面でのターンではボードをこの角度にすることは不可能。
だが、ミニマル(iPhone6の半分程度の面積)フィンだったり、
フィンが付いていないフィンレスならば可能となる。
波が小さいのに体幹筋をフルに使うトレーニング兼、
クリティカル・サーフィングが可能となる。
「これなら膝波がオーバーヘッドになりますね〜」
そう言うサバちゃんの言葉が妙に的を得ていた。
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フィンレスをやると気づいたのが、
ほとんどの人が少年少女時代に戻るようで、
サバちゃんはこの後もずっとうれしそうにしていた。
そしてことあるごとに
「フィンレス、最高ですね」
ずっとそう言っていた印象的かつ美しい日。
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これは上記したサバちゃんのウナギ昇進日。
それは19年ぶりの春のことでした。
伊豆に来て良かった_鯖一郎(19年目)の春_(1674文字)
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