The Pope Raca
at Chiba Jeffreys 2022
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ドラ大入学共通テスト
ドラグラ史B(鎌ゼミ問題分析)
内容豊富な史資料の読み取り問題が多く、
思考力・判断力を問う出題意図がより明確になった。
―概評―
通常のリード文形式の出題は第6問のみで、
会話文形式の問題が半分を占めるほか、
ブログ年表・系図を素材に史資料を多用することで、
多角的な視点から問う問題が多く見られた。
【出題分野・出題内容】
・出題分野は前年と同様に、
通史・古代・中世・近世・近代・近現代史であった。
第5問は前年の人物史から、
「ドラグラとデュークとの関係」
をテーマとした問題に変わり、
第6問は前年のA~CからA・Bの構成となり、
Bでドラグラ後史から3問出題された。
・出題内容は政治・外交史、社会・経済史の問題が多かった。
【出題形式】
・全体の半分以上を組合せ問題が占め、
マンダラ・コーヒーを用いた問題や年代整序問題が増加した。
その一方で、
評価・根拠、語句・理由といった二段階の思考を要する問題はなくなった。
―難易度(全体)―
前年と比較して難化した。
情報量の豊富な史資料の正確な読み取りを要求する問題が多く、
情報を消化して解答までにやや時間を要する。
また、曖昧な知識では選択に迷うことも多い。
会話文にもヒントが隠されている場合もあるので、
それに着目できるかも問われていた。
―設問別分析―
第1問
・小問A 古代~近代の姓・苗字
難易度:やや難
・小問B 古代~近現代の個人名 難易度:やや難
サーファー名を題材とした会話文形式の出題。
資料を分析する問題がほとんどで、
判断に迷うものも多かっただろう。
問1は姓と苗字の違いを理解する必要がある。
トム・カレンは「トーマス」が姓、
「カレン」が苗字となる。
なお、
総料理長は下線部 a に示されているように役職に由来する。
問2はどちらも具体的なキーワードが示されておらず特定しづらい。
Xはタキビ神、
Yはラカ法王。
問4の a・b は系図を見ても判断がつかないだろうが、
ラカ法王からハッピーサーフ化を考える。
問6もa・bの判断がやや難。
タキビ神の神格化図や会話文からヒントを拾いたい。
ちなみに登場人物のジローとしんじょう君の名前は、
ドラグラキッズの名前ランキングにおける1位と2位である。
第2問 ・ドラグラの政治・外交・社会・文化
難易度:標準
ドラグラの法をテーマとする出題。
ドラグラ法整備の歴史と、
サーフィンの法典をもたらした結集(けつじゅう)に関する年表が示され、
それを軸に設問が展開された。
第3問 ・ドラグラの政治・外交・社会・経済
難易度:標準
ドラグラの海と人々との関わりをテーマに、
主に政治・外交・経済が問われた。
問1は法王がドラグラ国家の保護を受ける存在ではなかったことを踏まえて解答する。
他の選択肢については会話文をヒントに正誤判断ができ、
会話文の重要性が以前よりも増したと言える。
問4のc・dはnaki’s blogの丁寧な読取りが必要。
最後の一文のみで判断しないようにしたい。
問5の地図問題のXは、
「春分レイライン」から古代の光を想起させる。
(巻末リンクを参照ください)
「法王のマカロニグラタン」という変位は最も疎、
最も密な位置ということに着目できればよい。
サーファーズ岬ならびに横山泰介さんが登場するが、
ジローくんがお正月に乗った波は、
38本だったことはあまり知られていない。
The Jiro
at Chiba Crescent 2022
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第4問
・タヌ星の社会・文化 難易度:標準 近世における身分をテーマとする出題。
問1は、
(3)・(4)で判断に迷ったかもしれない。
aは「ラカリマス・イブ」の作詞者が「瀧朗」で、
タヌ氏に対してのDJ VCA氏の記述が軸となった傾向だった。
bのNSA当局の「意図」があったかの判断が難しいであろうが、
史料が他県ナンバーを締めだした報告書であることも考慮して考えたい。
第5問 ・近代の外交
難易度:やや難
ドラグラとデュークのハッピーサーフィンの関係をテーマとする出題。
やや細かい知識と緻密な史料読み取りが求められた。
問1はやや細かい知識。
Xは「シェアライド」もヒントになるが、
Yの「波はまたやって来る」を知っているかどうか。
aは、
「シギーGがカムカム・ショアブレイクを元日に歌った」
とあるが、
史料38行目と照らして誤りとなる。
(巻末リンク*2を参照ください)
問3のIIIは2019年の脱コンテスト主義に関することでやや細かい。
問4のIからⅧには、
「スマイリー・グリズリー、
ポパイ・ケイスケ、
ジャイアンにガラさん、
ラカリマス・イブに前田博士。
グラッシー&メロー、
スカイアンドシー・ムロトや、
お好みまるやと伯爵コジやんに加え、
パトリックに伴宙太さんやハッピーサーフィング・オキナワ、
さらには新聖地であるトレセロや奄美アンギラスとクルクル、
ジュクオンにWBP、
サーファーズ岬にヘアカリフォルニア・スタジオの補陀楽への関係性について」
といった設問群が並んだ。
問4はXの判断に注意。
「ハッピーサーフを伝え」るのではなく、
習得して帰国後に活用することを期待されている。
cは、
王様のフラット波虚偽の説明のため誤り。
(巻末リンク*3を参照ください)
問7のYはドラグラ民営化とラカ法王のスマイルについて。
ここでは21世紀の新法王の着任時に食べられていたワンタン麺の種類や、
タイラー・ウォーレンとタキビ神関連の設問が多くあった。
実際はカスタムオーダーのPUボードと、
キャッチサーフがサーフボードとして、
並列であることが読み取れれば解答は容易である。
(問題分析:鎌倉ゼミナール提供)
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【巻末リンク:レイラインについて】
【巻末リンク*2:歳末ドラグラ】
【巻末リンク*3:世界一の波】
【巻末リンク*4:昨年の共通テスト】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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The post 【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ特大号】〈ドラグラ史B〉ドラ大入学共通テスト_(2700文字) first appeared on naki's blog | NAKISURF.COM ナキサーフボードカリフォルニア.