Tosh Tudor at
Vans Ducttape Invitatinal Shonan
.
トシュ・チューダーには、
昨日もここに登場してくれたが、
じつはまだまだエピソードがある。
法王とJR(国鉄)で、
セイント・カルちゃんのヘア・カリフォルニアに行き、
ベルギー・ビール片手に
ダクトテープのことを話していたら瀧朗家族がやってきて、
また話はさまざまなことにつながっていった。
すると、
トッシュがやってきて、
「カル、明日バースデーだから髪を切ってくれるかな?」
「もちろんさ。いつがいいかな?」
「いつでもいいんだ」
「お、ちょうどお店が終わったところだから今から切ろうか」
「やった!」
Tosh and St.Karu at the
Hair California Fijisawa 8 Hotel
.
そんなことになって、
トシュの15歳への髪は、
カルちゃんが手がけた。
もっと言うと、
トシュが10歳のときもカルちゃんが切ったので、
こうして誕生日カットは継続されていくのだろう。
Hailie Rohr and
Catch Surf Skipper Fish 6’6″
Nakisurf Original Twin + stabilier
.
さて伊豆。
ご存じのように良く晴れて、
夏日で、
波は小さく、
よって無人だったり、
近所の直人さんがサーフにに来たり、
リアルサーフのけいくんがやってきて、
それは楽しく、
幸せな明るいセッションとなった。
サンオノフレ・サーフ・カンパニーのヘイリー。
私は彼女のことを『手芸ガール』だと思っていた。
だって、
一日中ボードケースを縫っていたり、
何か創作をしているような控えめでおとなしい女の子だからだ。
ある日、
ヘイリーとサンクレメンテで会った。
しかも岬レフトが、
オーバーヘッドからダブルくらいのサイズがある日だった。
そしてヘイリーは、
驚くほどの波乗りを披露してくれた。
上手いのなんのって、
クリティカルセクションから軽くテイクオフし、
ダウンザラインの方角にレイルセットし、
高速で突き進んでいった。
そんな彼女がダクトテープ・インビテーショナルに招待され、
「優勝した」と思ったが、
結果は準優勝で、
私はちょっぴり悔しく、
「彼女はそんな点が私の波乗りについたのね。
優勝だなんておこがましいわ」
そう驚いていたのが印象に残った。
こちらはマケイラ・スミス。
Seeaの子で、
サンオノフレをカリナ(ロズンコ)たちと、
縦横無尽に駆け巡り、
平均以上の上手な男サーファーよりも勇敢で、
そして精確なボードコントロールができる。
そしてこちらが真打ち
アンディ・ニエブレス。
「見出し4」という文字サイズとし、
太字にフォント色を変えたくなるほどのレジェンド。
人生を楽しみ、
そして波乗りを愛し、
夢は明日の波に乗ること。
そんなシンプルライフが実を結び、
メーカーからは、
ストラスバーグ(ナショナルズ、FA)並の争奪戦となっている。
本人はそんなことは何も気にせず、
わがサーフィンを、
波乗道を突き進んでいるのがいい。
こうしてサンクレメンテの友人たちと、
伊豆の休日だなんて、
サーファーとしてこれ以上うれしいことはない。
いつまでもハッピーサーフィン。
自分もみんなも。
◎