Impossible, Bali, 2018
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ウルワツ、パダンパダンと続き、
次にインポッシブルというスピードリーフをチェックしてみると、
他のスポットはオーバーヘッドもあるのにここは腰程度だった。
とすると、ここがオーバーヘッドになると、
他の場所がものすごいことになることがわかった。
Padang Padang, Bali, 2018
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この辺りにはまだ自然が残っていて、
というか、
彼らの聖域に人間がやってくるようになったようだろう。
Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’6″
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初めての海外旅行、
初めてのリーフでのサーフ。
そんな美しい波に純さんは感動しきりだった。
私たちの合い言葉は「ついに!」で、
沖に波の筋が見えると、
「ついに!」と言いながらテイクオフした忘れられない波。
真のウナクネはテクニックではなく、
「心」なので、こうして一緒にサーフできて良かった。
私も忘れられない波を得ました。
Balangan, Bali
Tyler warren’s Big Dream Fish 6’7″
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バランガンはすばらしい波で、
良い波に当たると、
200mから300mは乗れる波がある。
そしてこの季節は1日中オフショアになるコンディション。
これぞバリと言えるロケーションだ。
ロシアを中心とした国の旅行者が、
どうやら「バリでサーフした」と言いたいようで、
流行&ステータスシンボルとなっている。
よって、バリ中のサーフブレイクが、
「体験サーフスクール」の生徒だらけになってしまっている。
私も何度となく、
200m、または300m、
もしかすると500mライドの予定が、
このように20m程度と、
ダウングレードされることが多々あった。
私はまだいいが、
純さんのようにこれが一生に1度の経験だったり、
さらにはそんな上手ではないのに、
上級者になりきってにらみを利かせるオーストラリア人軍団、
隙あらば前から行ってしまえというアジア人サーファーたち、
そして地元だから関係ないもんね、
というバリ人サーファーの混雑をかき分けて、
「ついに!」とばかりに
ようやく自分の波をテイクオフして、
そして次の試練はこういった
「あふれるサーファーたちに行く先をふさがれてしまう」
というもの。
これはちょっぴりというか、かなり理不尽な気がした。
ただの「サーフ体験」ならもっと別に良い場所があるのに。
前出のインポッシブルやベイビーパダンなら初級者にはもってこいのブレイクだろう。
ご存じのようにバリ人の99%は、
とにもかくにもお金儲け主義なので、
ローカルは『サーフ体験デスヨ〜』とか、
『サーフィン教えマス・マカシ・ダイジョブ』として、
それぞれのビジネススタイルでのサーフィンがあるようだった。
ローカルインストラクターという名の講師たちは、
自分たちが楽して、
つまり他の場所に行くのは面倒なので、
体験者たちがわからないのをいいことに、
「ここの前でやってね」
という姿勢を貫いていて、
他のサーファーや、
お客さん(体験しているサーファー)のことがどうなろうと、
そんなことはどうでも良いようでもあった。
けれど、どんなにめげても
「また波は来る」
そんなデューク・カハナモク始祖の教え通りに波を待っていたら、
幸運な私はとても良い波を得た。
そんな日でもありました。
Catch Surf Odysea® x Barry McGee Pro Plank 7’6″
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昨日のサバ手効果をレビューしてくれた教授。
バリー・マッギーの7’6″に夢中の様子で、
「驚きです!こんなすばらしいボードに乗ったことはありません!」
「でしょ」
「今までのサーフボードデザインの歴史、
つまりシェイパーによるコンケイブとか、レイルとか、
サーフボードブランドとはなんだったのかと、
しばし絶句してしまったほどです」
「不思議ですね」
「Indeed(本当に)です」
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お待たせしました!!
私がコスタリカで乗り込み、
そして日本とノースハワイ、
さらにはカリフォルニアのメインボードとなった、
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前出したデューク・カハナモク、
ウナクネ始祖の教えはこちらです↓
それでは7月最初の週末をどうぞどうぞお楽しみください!
Keep on Happy Surfing!!
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