京都のメキシカンレストラン名店ラホヤさん主宰の圭くんが、
「滞在がね、3日間なんですぅ」
という弾丸カリフォルニア視察&サーフミッションにやってきました。
「おお、それでは海に行きましょう。うねりもまだ残っていますよ!」
そうやってから就寝し、目覚めると未明から雨。
細い雨で、
これぞ秋霖(しゅうりん)だと感じいった。
で、太陽の国カリフォルニアでは、ほぼ雨期のみ雨が降る。
つまり冬が雨期なのだが、春、夏と経過してきたので、
この雨はじつに7か月ぶりらしく、
「圭くんは雨男だね」
と断定しながら教会岬に行くと、
その雨のおかげでたった4人だけでセッションができた。
他のサーファーは、
ベンジ・シーバーソン、
そしてジョニー・マンソンというサンクレメンテのリッパーたちだったので、
楽しいセッションとなりました。
名月超満潮日。
さらに潮は上げてきて、
ついに教会岬がブレイクしなくなったので、
そのままサンオノフレに行くと、
また無人で、
信じられないほどの良い波に乗れたので、
「雨もまた佳き哉」
そんな色紙に書かれていそうな言葉を得た。(笑)
午後2時くらいから突然晴れて、
カリフォルニアの面目躍如。
「あれ、雨予報だったのでうれしいです」
「私が晴れ男だからこれで引き分けだね」
そんなことを言いながらサンクレメンテのダウンタウンへ。
元々パリパリに乾いていたので、
晴れると雨の証拠はどこにもなくなって、
ただ花がピカピカしていた。
たっぷりとサーフした後は、
圭くんの視察を兼ねているので、
サンクレメンテで一番とされるメキシカン『サウス・オブ・ニックス』に腰を落ち着けた。
シーフード・エンチェラダ
ロブスターとメキシコエビ、赤パプリカ、
サフランライスを特製クリームソースで和えてトルティーヤで包み、
ジャックチーズをのせてオーブンで焼いたものに、ブラックビーンズ。
グリルド・サーモン
レタスとスイートコーンが際立つコールスロー、
バターで焚いたサフランライス、
焦がしタマネギの風味と辛味ピリリのブラックビーン・ソース、
ハラペーニョのフライがハラリとトップターン。
ワイルドサーモンの風味と、
全ての素材が引き立った絶品の一皿でした。
ポータベロ・マッシュルームのブリトー
全粒粉のトルティーヤにレタス、前出したサフランライス、
刻まれたポータベロキノコにジャックチーズとアボカド、
チポーレ・ランチソースにピコ・デ・ガヨが内包されていた。
ピコ・デ・ガヨとは聴き慣れないが、
これは新鮮なトマトと唐辛子、タマネギで作ったメキシコ伝統サルサだという。
すばらしいランチの時間を過ごし、その後はスリフトストアに行き、
ブライアン・ミラーの愛犬バディ用にテニスボールの袋詰め。
3ドル。
レジ前に古いマックがあった。
値段を聞いてみると、250ドル。
「でもマウスが壊れているから200ドル+タックスでいいよ」
価値がわからないので安いのか高いのか。
こちらの大統領選も佳境だが、
このTIME誌によると、候補者トランプ氏は溶解したようである。
左の溶解度は今年の8月22日号。
右の液体状態は、10月24日号。
世論はこんなことらしい。
マイケル・ムーアがハフポスト誌のブログ内で、
「トランプに投票するな」と危惧していたが、
ここまでの経緯は完全にTVショーのようであります。
まぁ、こんなことも含めての大国であり、
2016年なのだろうと圭くんからいただいた京都番茶をすすった。
【テクニック編】
横浜市のTさん、岩手県のSさん、茅ヶ崎市のJさんより、
「ステップバックの仕方がわからないので教えてください」
とあったので、
簡単なやり方をここに。
まずはつま先をテイル側、
青線のように後ろにずらします。
次はカカトを後ろに。
これも矢印のように動かします。
コツは瞬時にやることです。
最初はたった5cmくらいだけのステップバックでしょうが、
十分に効果があります。
さらに下げたいときは同様に繰り返すといいでしょう。
なぜステップバックかと言いますと、
1.フィン周りに後ろ足を加重することによって操作性を確保
2.ターンの回転半径を狭めるので、パンチの効いたターンが可能となる
3.仮想最重心と前後足を絞れるようにスタンディングできるので、より安定させられる。
4.ターンのレパートリーを増やせる
『仮想最重心』については、
こちらのテクニック編をご参照ください↓
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昨日の魔界皇帝の次は、
伝説の造型天才のジョージ・グリーノウ。
グリーノウについては、
タイちゃん(タイラー・ウォーレン)が詳しいので、
そのことをBLUE誌のコラム用に書いております。
こちらはまた降ってきそうな空模様です。
それではHave a great day!
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