東うねりが入り、
北西風が吹き、
タマサキもついに覚醒というか、
バキバキと音を立てる波となった。
これは先ほど、
10秒を越えた2.5mのうねり(swell)群。
うねりが合うブレイクならば、
オーバーヘッド+(プラス)という波。
気象予想屋『WINDY』をチェックすると、
このうねりは、
4mの12秒まで上がるとあった。
9〜10秒でたいてい額面(波高)通りだろう。
うねりの周期は、
間隔が1秒増えると威力が倍増する。
この12秒は、
うねりの向きが合えば、
高さ6mくらいの波となるはずだ。
沖に波高10mを示す白色帯があったので、
ピンを立ててみると、
西うねりだった。
とすると、
このうねりは、
パイプラインやイナリーズ、
はたまた海賊岬やリンコン岬方面に向かっているのだろう。
さらに書くと、
うねりが到着するころには、
整って美しいうねりとなるはずだ。
(波の周期とか波高ブイ情報は、
巻末リンクを参照ください)
ジェフリーズの波が良く、
バキバキ〜
そんな具合でバレルとなっていた。
(すごい波って本当にこんな音に聞こえます)
車まで戻ろうとすると、
タキビ神のマツダ・サウザンクロス号が停まり、
中からハヤアガリのタキビ神が登場された。
ジェフリーズの真実を確認してもらうべく、
タマサキの丘の上に戻るが、
うねりはたった3分で倍増したようで、
はるか沖からドカンドカンと崩れ始めた。
「”周囲と調和する”とでも言うのでしょうか?」
突然、
タキビ神が言った。
「サーフィンって、
自分の気持ちが強くなると、
海との感覚がプツンと切れて、
不調というか、
波の感覚を失ってしまいます」
はい。
よくわかります。
「逆に海と調和できていると、
目の前に良い波がやってきたり、
波がゆっくりと感じられるようになります」
タキビ神は、
サーフィンとは、
海との調和が大切だと説かれた。
その通りですねと、
深々と同調させていただいた。
調和という感覚を持ちつつパドルアウトすると、
私たちは、
まるでパイプラインあたりでサーフしている錯覚におちいるほど、
ものすごいバレルに包まれた。
のみならず、
飛ばされ、
たたき付けられて、
きりもみ大回転だったり、
天地逆転・脱出劇を通過した。
ひさしぶりのホンモノのサーフィンだった。
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先週くらいからかな、
千葉にも河津桜が咲き始めた。
さくらいろ こころドキリと 夢心地
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【巻末リンク:ご存じでしょうが、波高ブイについて】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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