by Kei Kojima
.
総料理長がいて、
とてつもなくおいしいものを食べていた夢を見た。
例によって、
夢の記憶はたぐればたぐるほど、
気化するように失われていくが、
小麦粉を水でこねていくように、
グルテンのようにおいしい記憶だけが残った。
Catch Surf® Heritage Collection 8’6″
.
先日63歳のサーファーとお会いした。
グッド・サーファーだ。
お話をしてみると、
これまでショートボード以外に乗られたことがないと言う。
折からの小波、
セットで腰くらいだろうか。
「ぜひとも大きなボードで波に乗ってみてください」
と話は進んだ。
けれど、
氏はあまり大きなボードに乗りたくはなさそうだった。
「波が小さい日こそ大きなボードが楽しいです。
ショートボードで波の芯からタイミングよく乗って、
短い半径でビシュッとやるより、
大きなボードで波の始まりからテイクオフして、
長距離をグライドするのはおもしろいですし、
サーファーとしての鍛錬になります」
そう言えなかった。
じつは、
私も昔は「大きなボード」に抵抗があった。
大きなボードは重く、
鈍く、
遅いと思っていたけど、
実際に大きなボードに乗ってみると、
これがものすごく速い。
しかもかんたんに見えるが、
テイルを踏んでからターンしたり、
レイル加重して、
波壁をトリムするのは達人の響きがあった。
例えば、
和食をショートボードに例えると、
「大きなボード」は、
洋食と言えるだろうか。
とにかく世界が拡がる。
ロングボードではなく、
大きなボードと書いたのは、
「(サーフ業界が)ビジネス的にカテゴライズした言葉」
を使いたくなかったからだ。
例えば、
9フィートからロングボードというのだけど、
体が小さい人ならば、
8フィート台でもじゅうぶんロングボードの感覚だと思う。
なので、
実際には大きなボード、
またはショートボードというくくりで良いように感じている。
しんじょう君が店長のローソン。
たしか「しんじょう君は左利き」のはずだが、
ぬいぐるみは右手が上げられてパックされていた。
アンテナ店というか、
店長がこうしたのだろうかと、
しんじょう君の親方であり、
日の丸印の須崎市広報部に進言しようと思ったが、
止めておいた。(笑)
そんなことを言わないのは、
当たり前なのに、
このごろは他人からやんや言われるので、
何かと密に考えてしまう。
ツタヤに行くと、
こんな「心」コーナーがあり、
さまざまな文体で疲れた心を癒やそうとしていた。
「大丈夫なふりをした」
こんな人は私の周りにも数人いるので、
これは決して大げさなコーナー展開ではないのかもしれない。
□
【巻末リンク:大きなボードへの啓発】
【巻末リンク*2:総料理長としんじょう君日】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎
The post 【サーフィン研究所】大丈夫なふりをしたボードサイズの夢グルテン_(1188文字) first appeared on naki's blog | NAKISURF.COM ナキサーフボードカリフォルニア.