昨日の千葉北は、
南うねりがベースなので、
湘南よりも波が小さかったと聞いた。
干潮時にピラミッド前に行くと、
ここがいちばんサイズがあるようで、
わりと多くのサーファーたちは腰くらいの波に乗っていた。
私は北側の堤防横の波に目を入れていた。
ここはサイズが半分くらい、
具体的には膝くらいの高さの波があり、
パーフェクトにブレイクしているのに全くの無人だった。
私は上のキャッチサーフ・ヘリテージ86で、
その堤防横の無人で波を待った。
やはりその波は、
ポイント・ブレイクそのものだった。
まさしく砂地のリンコン岬のインサイドのようにも見えた。
そしてすかさずパドルアウトした私とナッキーは、
パーフェクションのロングライドを堪能するセッションとなった。
サイズさえ考慮しなければ、
ここ最近で乗った波ではトップクラスが連発した。
「ポイント・ブレイクみたいだ」
と書いたのは、
堤防の影響というか、
小さなうねりが複合するウェッジと、
堤防側に消失していく片波によって、
南からの波がベンド(曲がる)していったからだ。
(上の赤い線がそのライディング・ライン)
マンライ・ジョウブツ続出後のランチは、
ケセディーヤとした。
だが、
フライパンにふたをしないで焼いたので、
チーズの溶けがイマイチだったことを河合館長に報告した。
ちなみに河合館長とは、
私たちが敬愛する
「おいしいもの研究所」の所長だ。
(一部終わり)
□
「流行を拝んではなりません。
サブ世界のピナクルたちを拝みなさい」
突然タキローがそう言い出した。
各地のファッション・ピープルたちはそれに従いつつ、
OCEAN誌を読むのに忙しかった。
注釈:
ル・ボン(群集心理学の祖)は、
流行というのは人間生来の模倣性とし、
群集心理における「感染」の結果であるとした。
タキロー(ドラグラ摂政)は、
ファッションというのは、
社会の束縛によるコンフリクトを解消し、
自我を保護しつつ、
抑圧された感情のはけ口とするものだと定義していた。
とすると、
OCEAN誌のエベレスト編集長はその名の通り、
ひとつの時代の頂上(ピナクル)を
閉じ込めることに成功したようだった。
そのころ、
私たちDGP内では、
植草甚一さんの話題に持ちきりで、
ワンダーランドの北山耕平さんのこと、
消えない虹という思想のアウトプットだと絶賛されていた。
植草甚一時代をよく知るという華厳さんは、
カナダ帰りのT氏と、
「かもめのジョナサン」の話題で談笑しているのだった。
□
【巻末リンク:そのOCEANS誌のこと】
【テクニック編&特大号】OCEANS&ノースハワイ_高間教授が家族で向きあうサーフ原風景_もしリーシュが切れたら?_ケリー・スレーターのウエイブプールが木更津北ICに!!_(3023文字)
【巻末リンク*2:サーフィン研究結果】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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