暦(こよみ)というものは、
なかなかうまくできている。
まだ晩夏だ、
秋のはじまりだと、
冬の到来を固辞していた。
だが12月となり、
これからやってくる行事を考えるだけで、
冬の、
すでに入場していますよと知ることとなった。
The One / 6’4″ x 19-5/8″ x 2-5/8″
Nakisurf Original Twin-Fins
.
岩盤ブレイク。
このスポットには名前はまだない。
東うねりが強いと、
ごらんのようにクローズアウトとなる。
とすると、
サーフィンにはあんまり向いていないのだが、
テイクオフの練習にはもってこいだ。
テイクオフを無事にメイクすると、
次にインパクトの圧に耐え、
減速しながらスープ(泡波)に乗っていく。
乗り手の設定というか、
マインドとしては、
とにかくジョウブツ(上陸)を目指すわけなので、
ミスしなければ起点(岸)まで乗っていける。
そうなると、
次の波に向かうためにパドルアウトするわけとなるので、
たゆみのないパドリングと、
ダックダイブの混合強化セッションとなる。
サーファーズ・イヤーの予防には、
耳を濡らさないのが良いだろうから、
ダックダイブせずにボヨンと泡波を越えていくことも多い。
(ボヨンの詳細解説が巻末にございます)
『ゲッティング・アウトの多様化』
という題名の本を書かれたらいかがですか?
文筆を生業とする華厳さんにそんな冗談をお伝えすると、
「それは大切な視点だね」
そうおっしゃってくださったが、
すぐに話は逸れて、
和音のCコードで終わる楽曲のお話となった。
ちなみにダックダイブとは、
ドルフィンスルーのことだ。
けなしているわけではないが、
メルヘンチックな(サンリオ風味)キラネームなので、
どうにも使いづらいサーフ・ワードだ。
「ポイント」
も同様に言うことが恥ずかしい。
ちなみにこれも「フライドポテト」や
「フリーマーケット」と同様に和製英語。
例えば外国人に
「ドルフィンスルー」と言っても、
「どこだ?イルカはどこだ?」
そんな風に伝わるだろうか。
他にカステラ、
シュークリーム、
トイレにマイカー、
マイホーム。
和製英語はたくさんあることに気づいた。
とにかくドラグラ民は、
ダックダイブ、
または「沈める」と使うと、
エンジ(ス)ュアステック
(enthusiastic、エンスー。©渡辺和博さん)でいいのかもしれない。
本日は講義のようで、
難解度を増してしまったが、
とにかくクローズアウト(ダンパーも和製英語)の波に際して、
ドラグラ人(巻末リンク*2)の心得を書いてみた。
こういうサーフブレイク状態の際は、
混雑とは全く無縁でもある。
サーフ後は、
禅マインドが満タンとなるのもいい。
□
【巻末リンク:ボヨンと解説】
【巻末リンク*2:ドラグラ人について】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎
The post 【サーフィン研究所】クローズアウトの強化鍛錬日_ドラグラ式和製英語とは?_(1189文字) first appeared on naki's blog | NAKISURF.COM ナキサーフボードカリフォルニア.