崖崩れが起きて、
唯一の生活道路が通行止めとなった。
外出できなくなったことが目下(もっか)の大きなことだけど、
普段から災害用の食料や調理器具があるので、
何も問題はないということまでは昨日書いた。
撤去作業が始まった。
初日は電線にかかる樹木を除去し、
崩れた土砂を運び始めた。
だが、
再び降ってきた雨により終了となった。
二次災害が怖いので当然だろう。
で、
2日目からは4トン・トラック4台体制で土砂を運び始めて、
あっという間にここまで取り去ってしまった。
行政に詳しいベンチュラ・セイジによると、
「こういう生活道路は、
すぐに工事予算がつくので(撤去は)早いですよ」
そう言っていたが、
まさにその通りだった。
作業にあたっていた人たちありがとうございました!
さて、
本題のサーフィン研究所。
長いボードに乗ると、
レイルワークの重要性を問われた。
具体的には加重のタッチと、
持続時間のコンビネーションによってのターンというか、
トリムのことだ。
波の斜面は絶え間なく変化する。
それをある程度読む。
その誤差や違いをレイル側にかける圧力で調整するのだ。
このレイルワーク=レイル加重のことだが、
サイズがある波ならば一瞬で過ぎていくものであり、
逆に小さい波は、
セクションをゆっくりと朗読するように進んでいく。
自身の速度が出ると、
波トップに行くのか、
またはそのまま押しつけてトリムラインとして、
その圧を継続したりとやっている。
Catch Surf® Heritage Collection 8″6″
.
これはレイル/テイル側に圧をかけて失速させているところだ。
失速と聞くと、
あまり前向きの言葉でないととらえがちだが、
この減速によって波はさらに立ち上がっていく。
そのラインが読めたなら、
失速を解けばボードは加速し始める。
波斜面が切り立てば立つほど加速度合いは増すので、
より速いアプローチがセクションに対して得られるのだ。
ノースハワイのベンジもテイル加圧を続け、
このシリンダーというか、
高速の波が創った筒状の内部を滑走していた。
この波はいわゆる大きな筒=バレルなので、
心情的には立ち上がった視線で味わいたいところだが、
じつのところ速すぎて、
後方の加重を解いた途端に巻き上げられる接水なので、
そんな大それたことはできないという気持ちでもあるだろうか。
速すぎると書いたが、
自身の速度と波の切り立ち速度が「速すぎる」という意味だ。
要は高速で走る二輪車をサーフボードだと想像して、
ここに立ち上がるほうがいいのか、
低い姿勢が良いのかは直感的に感じるものだ。
昨日いただいた地ダコは一部唐揚げになりました。
by おいしいもの研究所
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【巻末リンク:大きなボードの効能】
【サーフィン研究所:特大号】ほぼ完全月蝕_10フィート友人たちの試乗会『なぜ大きなボードに乗るのか?』〈序2〉_(3475文字)
【巻末リンク:タヌ氏と大ボード】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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The post 【サーフィン研究所】開通!_レイルワークは長いボードでバレル鍛錬_(1188文字) first appeared on naki's blog | NAKISURF.COM ナキサーフボードカリフォルニア.