この作品はフィクションです。
実在の人物・団体とはまったく関係ありません。
秋の土佐高知。
ここは四万十(しまんと)町というところで、
少し前まで窪川町と呼ばれていた標高230mの高南台地だ。
なのでやたらと霧が多く、
作物には奇跡の場所だと聞いた。
日本海側に近づいてきた低気圧の影響なのか、
沖合いにある寒冷前線によるものかはわからないが、
天気がくずれてきた。
タヌビーチは予想では小さかったが、
実際には良い波がやってきていた。
スマグリはんは、
湿度を含んだ大気を切り裂いて、
ロックサバ号でサーフボードを取りに向かった。
スマグリはんにはあまり関係がないが、
ラカ法王の御料車であるサバットが黒潮ローソンの前に停まっていて、
ついついシャッターを押してしまうほどのサバット好きな私です。
(サバットについては巻末リンクを参照ください)
Catch Surf® Heritage Collection Nose-rider 8’6″
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夜明け時間が過ぎたら、
あれだけあった雲は蒸発したようで、
すっかりと秋晴れとなった。
ナッキーがPUボードに興味を持ちだし、
「ザ・ミッドレングス68」に乗ると、
それは楽しかったようで、
ずっとサーフしていた。
なんでも好きなラインを滑ることができるのがおもしろいのだという。
(ミッドレングス6’8については巻末リンク*2を参照ください)
2ラウンド目は、
86と60の両使いをし、
こちらも楽しくできた。
Smiley Grizzly and Earl of Koji-yan
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上がってくると、
スマグリはんと伯爵コジやんが駐車場でのんびりしていて、
一緒に波乗り話に加わるのがうれしかった。
四万十にはスシローがあるので、
アイドルタイムを狙って寿司タイム。
スシローファン(巻末*3)を自認しているけど、
各店舗で味が違うことを知った。
当然といえばそうだけど、
この四万十店を日本では上位に据えられるほど、
おいしいお寿司が食べられる。
スシローのデザートはローソンのウチカフェ並においしく、
すると、
町の洋菓子屋さんは大変なことになっていると、
クリスマスケーキ商戦を見た感想だ。
タキローと華厳さんが、
松本隆さんの作詞活動50周年記念プロジェクトである
『風街オデッセイ2021』に行ってきたという。
伊藤銀次さん、稲垣潤一さん、EPO、小坂忠さん、
杉真理さん、鈴木慶一さん、中川翔子、鈴木茂さん、
林立夫さんは北鎌倉から、
細野晴臣さんに南佳孝さん、
吉田美奈子さんたちが集まり、
大瀧さんのA面で恋をしてとか、
ガラスの林檎、
SWEET MEMORIES、
アンコールではっぴいえんどがかかったときは、
同世代の華厳さんの感動はひとしおで、
それを受けたタキローの涙は止まらなかったほど感動したとあり、
風街オデッセイ2022は開催してはくれないだろうか?
そんな勝手なことを夢想していた。
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【巻末リンク:サバットとは?】
【ドラゴン・グライド・プロダクションズ特大号】最大瞬間風速44.7メートル_テイクオフの要領_ゆるちたぼれ、法王編_(2277文字)
【巻末リンク*2:ザ・ミッドレングス68について】
【巻末リンク*3:スシロー】
【巻末リンク*4:蔵物語】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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