Sting 1973
Ben Aipa / Hiroyuki Maeda 6’2″ x 21″ x 2-1/2″
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波の良いところを見つけた。
「ナキさん、このことは言わんといてください」
仲間のグッドサーファー土佐氏にそんなことを言われた。
「もちろん、波が出ているあいだは誰にも言わないよ」
「そうなんです。波がなくなれば、ここがどこやったかわかりませんしね」
私は、
多くのサーファーに良い波でサーフしてもらいたいと思う反面、
いわゆる「変な人」もやってくるだろうから、
土佐氏や私が考えることは同じなのかもしれない。
ここで変な人を書き出すと、
相当な文字数を必要とするので割愛するが、
かんたんに書くと、
隠れハルキニストであるシギーGが言うところの
「やれやれ」ということであろう。
(隠れハルキニストの発端については、巻末リンクを参照ください)
上級ハルキニストと他薦される瀧朗にSMSしてみると、
「このきわめて優れた土佐波について、
乗った場所を今更気にする人もいないだろう。
波乗りというのはそういうものではないか」
そんなムラカミ文体が返信されてきた。
私たちは、
『波』という寛容の化身と遊んでいるのにも関わらず、
こうして偏屈になるのはなぜだろう。
(瀧朗のラカリマス・イブについては巻末リンク*2を参照ください)
買いものをしに街まで出た。
具体的には高知市内のカルディだ。
蔦屋書店内にこの名店はある。
すると、
こんな3838ポルシェを見た。
これはここに来るまでの信号待ち100回達成記念の副賞だと、
私は静かにiPhoneでその証拠を撮った。
信号待ちは良いのだが、
たった100mの間に3回も停まると、
海はどれほどまでに自由で楽しいのかと再確認した。
カルディの戦利品はいくつもあるが、
その頂点はこのメロン・リキュールだろうか。
エチオピアのコーヒー豆を、
このメロン酒に漬けたらどうなるのだろうか?
@mandalacoffee_japan
ドキドキしたらジョージ・ハリスンの香港ブルースがかかった。
(探したらYOUTUBEにあったので。
こちらは巻末リンク*3を参照ください)
これも購入。
土鍋で薪で焚いた銀シャリでワシリと、
バクリと食べる欲求が襲ってきた。
(銀シャリというのは白飯のことです。念のため)
3838(サバサバ)と言えば、
ラカ法王の幼いころのニックネーム。
最近こうしたグラフィックを施してくれるのは、
齢72歳になられる華厳さんの仕事だ。
華厳さんは、
ビットマップ画像編集ソフトを見事に使いこなされ、
ドラグラ・プロダクションズには、
欠かせない存在となった。
昭和23年生まれの華厳さんを拝見していると、
年齢という数字は関係ないようだ。
ひとりごとだが、
「ポコニャンかわいい」
閑話休題。
横浪半島にサントリーニ島を模した場所がある。
近くを通ったので行ってみると、
まさにエーゲ海の島にいるような錯覚となった。
こんなところに住むと、
自身の世界感はどのくらい変わるのだろうか?
そんなことを想像させるほど、
キクラデス諸島のそらと海はきれいだった。(笑)
ショーン・トムソンと一緒に映っているのが、
ロッキン☆フィグの愛称で知られたリック・フィグネッティ。
彼は先週の金曜日(16日)に64歳で亡くなった。
心臓発作だったという。
リックは、
1990年代に『PSAA(現WSL)アメリカ・ツアー』があり、
彼はその実況だった。
ヒート中での私の紹介は、
「レッド・ジャージ、ミチュフュディ・フナカイ・フロム・ジャパーン!」
こんな感じだった。
中継中(会場内に聞こえる)は、
短くして「フーナカイ」と呼ばれていたので、
悪くはないリング名だと、
コンテスト中は「フーナカイ」に成りきっていた。
そんなご縁の人のご冥福をお祈りします。
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【巻末リンク:問題のハルキニスト】
【巻末リンク*2:瀧朗の人気曲】
【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ】両界歌合戦の『ラカリマス・イブ』作詞家本人が語る想い_よいお年をお迎えください!_(3574文字)
【巻末リンク*3:ジョージ・ハリスンの香港ブルース】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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The post 【サーフィン研究所渾身号】寛容と偏屈_カルディでメロン酒の塩辛_ギリシャとフーナカイ_(1656文字) first appeared on naki's blog | NAKISURF.COM ナキサーフボードカリフォルニア.