TYLER WARREN 2+1 / 6’5″
Greenough 4A-9″ + VEKTOR VMK
.
昨日も少し書いたが、
上の画像は、
真理を解き明かそうとしている行為だ。
瞬時に動く速さの波先は、
サーフボードの上だと、
認識してから動いても間に合わないと気づいた。
遅いとやられる。
この位置でやられると、
大怪我をするだろうか。
なので、
その波の芯を目指すことになる。
円の中央。
芯をただひたすらに目指す。
あるとき、
集中しすぎたのか、
なんだったのかはわからぬが、
知覚がなくなった。
知覚がなくなるというのは、
この場合の具体は、
一切の音がなくなることだった。
無音。
無音のなか、
波の芯にとどまっている己(おのれ)すら、
もはや何もない存在なのだと知った。
そんなことが十数年前にあり、
バレル波、
原理の内側に真理のカケラがあって、
それをパズルのように隙間に埋めていきつつ、
入りこんでいくのだった。
では原理の内側とは何だろうか?
そんなことを考えていた。
答えは出なかったが、
昨年の台風波で感得したのは、
波と同体となるのは、
サーフィンの原理そのものではないかということに気づいた。
原理そのものになれるように芯に飛び込む。
祈るように飛び込む。
祈りが霧散するころには、
「光が自身からあまねく全方向に散らばり、
それがとても遠いところから反射して戻ってくる」
そんな感覚を知った。
そんなことを知ると、
風が吹けば、
風になろうとする自分が出現してきた。
了。
□
【巻末リンク:原理を知り始めたころ】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
◎
The post 【サーフィン研究所奄美支局】(サーフィンの)原理とは?_(693文字) first appeared on naki's blog | NAKISURF.COM ナキサーフボードカリフォルニア.