アンジェラスとアンキロサウルスのあいだに、
すごいブレイクを見つけた。
上から見ると、
かなりのパーフェクション。
だが、
海抜1mから見ると、
こんなことになっている。
例によって、
水深10cm台だから、
危険といえば超危険だろう。
危険ついでにSF話で恐縮だが、
こんなプロットを思い付いた。
かんたんに書くと、
日本の未来は、
サーフィンを牛耳るNS8(エヌエスエイト)という思想団体が出現し、
サーファーたちの行動を管理し、
あの手この手で多くを取り込み、
いつのまにかサーフィン世界の中枢(全体主義ですから)となっていた。
メディアを管理し、
波情報も規制する。
もちろんサーフスポットにも細かい罰則がある。
「浮力20〜30まで」
「浮力100以上」
そうは書いてあるが、
地形によっては浮力100のスポットで、
バックドアみたいなバレルになるときもある。
それでもそれ以外のボードはだめ。
でもジョンジョンやジョエルチューダーが来たらOK。
整合性というか、
サーフィンの本質をわかっていないので、
話はどうもチグハグとなっていたが、
「ご理解とご協力をお願い〜」
そんな呪文が純粋なサーファーに降りかかれば、
あれまイチコロ洗脳される。
ジローくんではないが、
「かんたんでした!」
ということになる。
やがて生気を欠いた人がやってきて、
「このポイントはスポンジボード禁止です」
私にそう言うだろう。
「このあいだプロが来ましたけど、ルールを守ってもらいました」
こんなことも言うだろう。
ボードの柔らかさと、
波の関係について意味がわからないこちらがモタモタしていると、
アオジロ顔看守の後ろから、
大声で威嚇する声がやってくる。
そしてこう思う。
「ああ、こんな日になってしまいました。
私の神さま、タキビ神、法王のご慈悲を」
大好きなサーフィンに行って、
こんなことになってしまうのだ。(涙)
で、話は進み、
奄美大島も例外ではなく、
その思想団体の
「正義暴力という主義」が押し寄せてきていた。
でもこの島にはグッドサーファーたちがいる。
彼らの能力は、
人間力を越えてジェダイだったり、
ネクストレベルに達しているほど海を知っている。
でそのNS8の「ばかげた立て札」だったり、
「例の張り紙」を島のサーファーが阻止するという、
原作ベースの活劇映画の着想を得た。
こんな脚本なら一日中書けそうだ。
でも普通の市民なら笑えるけど、
サーファーならお分かりの通り、
コロナ禍で各地各方面から
「自粛だ」
「他県だめ(コロナ前から滞在しているんですけど)」
「ああしろ」
「これだめ」
「これもだめ」
「とにかくみんなだめ」
「こうしろ」
そんなことを言われてきたサーファーとしては、
全く笑えない映画となるのがポイントである。
Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″
Nakisurf Original Twin + Vektor VT
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