本州に春一番が吹いたようで、
とすると本当の春のはじまりである。
「本当の」というのが、
私の旧友であるきんちゃんとの会話に良く出てくる。
「あのさ、波良かったよ。オーバーヘッドはあったね」
「それは良かったですね。でも本当はどのくらいあったのですか?」
「本当に、でも頭はあったね。ピーク付近はさ」
「とすると、波情報では胸という感じですね」
「そうだね。本当ならそうだけど、たまに来るセットはオーバーヘッドあったからさ」
「例の5時間入られて2回だけ来たというマボロシのですか?」
「すごいのがきたんだよ」
「それ、たまりませんね」
こんな会話から「本当の」の使い方を知っていただきたい。
そのきんちゃんがゲストでステージを務めたのがいつぞやのドノバンライブ@渋谷。
「家宝というか、墓まで持っていくよん」
そんなことをきんちゃんは、あのことを思い出すとそう言う。
インスタグラムを見て、
インスピレーションを得ることが多い。
ちょうど閲覧しているときにタグが付けられたので、
見に行くとドノバンが私の写真を使ってくれていた。
あのマーティンギターマニア垂涎ですね。
マウイでのライブ、何人が見ることができたのだろう?
NATIONのライアン博士は、
おしゃれなレイアウトでベストセラーの
The Pink Champagne on Ice(シャンパン)のカラー&レイルコンケイブをご披露。
こういうものって、
よほどアウトラインに自信がないとポストできないもの。
『サーフボード美術』という雑誌を編集したくなった。
サンオノフレの小屋のその後。
さらにカスタマライズされて、良い感じになっています。
このブライアン・ベントの娘エスターが後ろに見え、
そしてシーピー(ペソズ)が小屋の中でギターを弾いているのだろう。
キャンプがはじまり、
イチローさんのTシャツがメディアを賑わせているが、
NAKISURFから、いやウナクネ広報部からはこれを提案したい。
デザインはベンチュラセイジによるもので、
「親和感とエシカル」
とサブタイトルを付けてみたのは、
そんな特集名の女性誌をどこかで見たからだろうか。
スタブマガジンが、
世界最高の500mバレルのビーチブレイクの紹介をしている。
最初イナリーズ?そう思ったが、どうやら違うらしい。
ここはいったいどこなのだろうか?
ここにあるシェーン・ドリアンのコメントを意訳してみた。
「ここはどうやら世界でも有数の、
ライトハンダー波がやってくる砂地の岬ということは間違いがない。
たいていは、大きくなればなるほど良く、
とっても楽しい波で、
長時間サーフし続けても飽きることはなかった。長い間だよ」
「LCCを使いこなす」
これもどこかの雑誌の特集のような題名であります。
「3000円台で日本の南まで」嘘のような本当に話であります。
成田から飛ぶと、
さっきまでいた上総国、つまり千葉がすっかり見渡せた。
大きな岬が東に突き出ている。
「日出ずる国」。
司馬遼太郎ではないが、「神の目」のことを思い浮かべていた。
カリフォルニアで一緒にサーフしたレオくんもまたキャッチサーフ仲間である。
クラブフィンレスのメンバーでもあるバリー・マッギーモデルの前でチーズ。
フィンレスぜひ!
しょう寅杉本さん。
彼の波乗り口上、続編というか新編を録音しましたので、
いつかここで。
冒頭にあった会話の相手でもあるきんちゃんも、
横浜インタースタイルを視察されていた。
キャッチサーフのニューモデルのお披露目でした。
こちらはかつ禅師。
殺到している受注をさばく真剣なお顔。
Photo by Colors Magazine
キャッチサーフは全11サイズくらいあるのだろうか?
調べてみると、
キャッチサーフだけで(デッキの厚みがあるウエイクシリーズも含めて)15サイズ。
弟分のウエイブバンディットも含めると全27サイズもあったことに驚いた。
とすると、24色の色鉛筆の数より多い計算となる。
今回の使命は『作品創り』。
そんなはじまりとなっています。
みなさんもどうぞすばらしい週末をお過ごしください!
Have a wonderful weekend!!
◎