Shimoda, Izu
不思議大好き。
伊豆下田では、
誰も行かない、
誰も知らないサーフスポットを探していた。
そしてついに見つけたのであります。
あいにくーーご存じのようにーーうねりは小さかったが、
低気圧通過や前線からの風の吹き込みさえあれば。
下田一帯は十分にサーフできるポテンシャルがある。
それにしても首都圏から150kmの距離で、
ここまで美しい海や、
景色、草花が見られるのは、
伊豆のすばらしさを物語っているようだ。
伊豆に来て良かった。
水仙 Daffodil
もう水仙も咲き、
さらには菜の花も、河津桜も咲き始めている。
Minami Izu
ああ、きれい。
春がやってきたようです。
ああ、伊豆に来て良かった。
この美しい海では友人たちと、
しかもウナクネ式の友人たちとのすばらしい時間もあった。
無人でこのピカピカの波を滑ること、
たっぷりと笑うこと、
そしてスリル満点のワイプアウトをすることに感動させられた。
ああ、サーファーで良かった。
Kyosuke “Saint” Karube/ Hair California
カルちゃんによってウナクネが聖式となった。
その理由は品良く、
格式が高いものとして広めた功績に対してそう言われているのだが、
その聖式マスターは現在、
古式の登竜門である『フィンレス』を修練していて、
この滑りの持つ楽しさに夢中になっている。
彼も伊豆にやってきました。
私がシェイプしたフィンレスにも乗って、
底抜けのこの笑顔。
ああ、伊豆に来て良かった。(三度目)
True Unakune Yoichi(旧名 鯖一郎)
「ウナクネ式になりたい」
いや、シングルフィン、
そして笑顔でサーフしていたので、
ウナクネ式だと思っていたのだが、
「ウナクネは自薦ではなく、他薦だぞ」
と親友に言われて、
さらには、
「おまえは鰻ではなく、鯖(サバ)だ。よって名前もサバイチローとする」
となって、みんなにサバイチと呼ばれて、
ずっと落ち込んでいた洋一くん。
19年だとも言われておりました。
鰻になりたいのに鯖。
かなりの違いがある。
鯖には丸鱗(えんりん)があり、鰻にはエンリンがない等々。
だが、
この日の一本目のライディングで真性ウナギクネクネの滑りを見せ、
満場一致でウナクネ真式への昇進が決まったのが昨日。
この下田のシークレットブレイクは、
ウナクネ伝達式の会場となった。
鰻捻(ウナクネ)昇進を伝えられた洋一くんは、
緊張した面持ちで
「謹んでお受け致します。鰻捻の名に恥じぬよう精進致します。本日はありがとうございました」
という口上を述べ、
鯖出身の鰻捻誕生は平成10年に鯖乃花(サバノハナ)が鰻捻に昇進して以来、
19年ぶりというニュースに湧き、
私たちは帰りに温泉でウィルキンソン タンサンで乾杯するのでありました。
Photo by Saint Karu Chan /Hair California
私もいつものフィンレスでウナクネ模範演舞を見せ、
広報部長としての面目を保って、
さらには19年ぶりというサバからのウナクネ誕生、
そして仲間となったことを心より祝うのでありました。
陽が暮れ始めて、大島を背景に撮る伊豆の波。
これは白浜東のブレイク。
こちらも無人でありました。
伊豆、また来ます!
ああ、伊豆に行けて良かった。(四度目)
そんなことを言い合いながら、
海岸線で湘南に向けひた走ったのであります。
あ、途中で寄った日帰り温泉300円がまたすばらしく、
たっぷりと温まり、
美しい海と波と草花、そして食に湯を満喫して、
フレンドシップの絆は深まり、
そして忘れることのない日となりました。
ありがとう、伊豆。
ありがとうウナクネ有志。
ありがとうウナギクネクネ。
ありがとうサーフィング。
Keep on Happy Surfing!!
さて、
これからキャッチサーフとキャプテンフィンの喜ばしき展示会がありまして、
千駄ヶ谷ー原宿方面に向かいます。
Beamsさんにも行きますので、
お会いする方はどうぞよろしくお願いします。
Have a wonderful day!!
◎