千葉に戻ると、
ヘア・カリフォルニア・スタジオのカルちゃんが、
サテライト・ヘアカットのためにNAKISURFに来てくれた。
ちなみに本日は荒天。
暖かい南からの強風+大雨。
ちょうど東うねりもあったので、
タキビ神オススメの
「シロアパ前」に行くと、
すばらしき波があったと書いた。
ちなみにダックダイブしているのはカルちゃんだ。
これはその続編であり、
GWのオープナー・ポストとなった。
Takibi God on
EC Surfboards / Pelican 7’6”
.
タキビ神のダウン・ザ・御ライン。
御はオンと発音するので、
音感的にはオンラインとなるが、
決してドットコム関係ではない。
こちらがタキビ神のスイーパー。
エンゲッツとの違いは、
エンゲッツより横に流れるものだという。
タキビ神は、
丸まっていく斜面に
『わが心 みずから証すのみ
』
空海の言葉を感得したという。
やはり深い。
東うねりの白アパ前は、
基本的にはライトであり、
連続して切り立つ斜面が特徴だ。
8割ライトで残りはレフト。
南うねりが東うねりと合わさると、
ライトはせりあがり、
東うねりが南うねりと重なると、
レフトがバレリーナ(バレル)となった。
ただレフトは流れのあるエリアでもあるので、
ピークが左右に動き、
しかも脈絡もなくセットアップするので、
狙って待ったが、
一度も極上が目の前に来ることはなかった。
流れに逆らって、
ピークを絞って待ったが、
このようにせいぜいが逆走ばかりで、
ピークにたどりつけないことばかりだった。
後述というか明日書かれるナッキーを除いては…。
「湘南だと、
これだけ波があるのは珍しいことです」
カルちゃんはそう言う。
太平洋は、
東うねりが中心で、
湘南は南に向いていて、
東うねりは三浦半島でブロックされてしまう。
この九十九里浜南は、
真東に向いているので、
たいてい波があるのがその証左だろう。
ライト側のバレルは、
クローズアウト(ダンパー)に見えるが、
レフトはかなりの率でメイクされていた。
St. Karu Chan on
7’0” Twin-fin
.
前述したようにレフトは、
ちょっとしたラッキー・アイテムと言えるほど、
機会が少なかった。
ちなみにヘアカリとドラグラ指向の熊さんという方がいて、
このシロアパ前で偶然一緒になった。
(画像上)
聞いてみると、
私たちと同じで普段はここでサーフしないと言う。
ドラグラの強い磁力を感じた日でもあった。
タキビポーズやサバ手、
エンゲッツと決まりポーズはいろいろとあるけれど、
カルちゃんは、
いつもこのポール(・マッカートニー)ポーズだ。
カルちゃんに、
ビートルズが好きなの?
そう聞いてみると、
山下達郎さん、
大滝詠一さんの順で好きであり、
マッカートニーのポーズは、
別段意識したものではないですと教えてくれた。
EC Surfboards / Pelican 7’6”
.
ここまでで、
ちょうど半分くらいの折り返しなので、
明日の後編に続くとしましょう。
□
【おまけ】
ちなみにこれは、
昨夜の逗子サーファーズ。
ここでもブルータスでもおなじみトロちゃんこと、
トロピカル松村さんがDJで楽しいパーティとなったと、
参加した瀧朗から聞いた。
(トロちゃんについては、
巻末リンク*4を参照ください)
Photo by Takiro
.
横にいるのはなんと、
DJ界の伝説KAMASAMI KONGだ。
こんな人までやってくるサーファーズのパーティ。
行けたら良かったんだけど…。
ちなみにカマサミさんは、
山下達郎さんの名盤
『COME ALONG Ⅱ(1984)』
のDJのひとりであり、
あのハワイ風味の響きを思い出したことをここに。
□
【巻末リンク:前編です】
【巻末リンク*2:真性タキビポーズとは?】
【サーフィン研究所:9月1日特大号】ニュートンの亡霊とタキビ神の関連性_有料道路代VSチャブ台スタンスの始祖とは?_(2556文字)
【巻末リンク*3:後編の予告に代えて】
【サーフィン研究所】寒気団のマボロシ探偵団たち_フィン数を抑えたアレンジ_歌詞から読み解くハッピーサーフ_(1151文字)
【巻末リンク*4:トロちゃんのこと】
【巻末リンク*5:バレリーナにて】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎
The post 【サーフィン研究所GW渾身三部作】シロアパ前セッション中編_波詳細とビートルズ_トロちゃんとKAMASAMI_(1638文字) first appeared on naki's blog | NAKISURF.COM ナキサーフボードカリフォルニア.