昨日のモニースはとても良い波だった。
干いてくるとダブルアップし、
マイルドなHTみたいな波質だった。
HTとは、
ホロー・ツリー(Hollow Tree)の略で、
メンタワイにある世界有数のパーフェクト・ライトのブレイク名だ。
ピークの陸側に、
空洞のある大木が浮いていて、
サーファーたちはこれを使って*山立てをしていた。
(*山立てについては巻末リンクを参照ください)
それがいつのまにかブレイク名となって今にいたる。
Takibi God on
Tyler Warren’s Narrow-Soap/ 5’2″
at Moniz
.
最近よく行くモニースが、
マイルドHTになったのはもはや事件であり、
「ここはこんな波になるのですねぇ」
しみじみとタキビ神と話していた。
けれど、
それはおよそ45分間くらいの出来事で、
モニースの波は、
またいつものような感じになってきた。
正午ごろに東風予報という通りになるまでサーフした。
海から上がってきてすぐにナウファスの数値を記憶した。
周期およそ10秒という東北東と、
東南東が混合していて、
うねりのソースから見ると、
ここまでの幅広さはあまり見たことがない。
Cosmos Surfboards
TheOne 6’4″
Nakisurf Original Twin-Fins
.
けれどタイミングが合うと、
違う方向からやってきたうねりが互いにウエッジして、
倍増系のダブルアップになるのだと学習した。
まだまだ知らないことばかりだ。
長時間サーフになったのは、
タキビ神のおかげである。
前出したが、
Windyさまの予報は、
正午ごろにオンショアになるので、
逆算して9時からサーフしようと作業していた。
それが7時半ごろにタキビ神から暗号めいた連絡があった。
「![✨]()
タマヨリヒメノミコトです」
(SMSからのコピー&ペースト)
しばし考えて、
「赤玉の光」
と返すと、
神の設問に合っていたらしく、
「豊玉(とよたま)」
とだけ返信されてきた。
読者は、
「これはいったいなんのことを書いているのかはわからない」
そうやって、
もう読まずに去ってしまったと仮定して書き続ける。
タキビ神にも神さまがいる。
日常からその大前(おんまえ)を敬拝しつつ、
タマサキを祖神として、
私たちの平安をどうぞご守護くださいますようにと祈願している。
冒頭にあったタマヨリヒメというのは、
日本書紀の海神のことで、
初代天皇を育てたとされる母方の叔母である。
玉前(たまさき)神社に奉られていることで、
符号がモニースだとピンと来たという次第だ。
さらに書くと、
あれほどまで無人だったジェフリーズへ、
多くのサーファーがやってくることになった。
華厳さんによると、
これはオリンピック効果というか、
第8次サーフィンブームということで、
私たちはモニースに移動してこの名を付けた。
【湘南・続々編:大船駅】
大船のカルディ。
大船は横須賀線と湘南モノレールの始発駅で、
東海道線、
湘南新宿ライン、
根岸線、
そして横浜線が乗り入れている。
湘南ではわりとメジャー&ゲットーな内陸エリアだ。
大船からは、
藤沢や大磯方面、
もちろん東京、
新宿、
千葉、
片瀬江ノ島まで行ける。
私が大好きなウェンディーズ。
この絵を見ると、
アメリカン・グラフィティ時代のダイナー景を思い出す。
瀧朗と待ち合わせ、
こんなショットバーでジン・トニックをいただきながら、
次のお店では、
「〜のようなもの」
という料理をいただき大満足。
楽しい時間が終わり、
駅に戻ろうとすると、
酔っ払いが倒れていた。
横にいた瀧朗によると、
「これは #shibuyameltdownというハッシュタグがつくものです。
インスタグラムで検索すると、
日本の平和さがよくわかるソートになります」
そんなことだった。
大船から横須賀線に乗ると、
千葉行きが大幅に遅れているという。
原因はわからずにとにかくやってきた電車に乗ると、
遅延理由が、
「シカと衝突により」
と電光掲示板で流れていた。
「シカたないね」
そう洒落ると、
植木等さんの「スーダラ節」のメロディが浮かぶのだった。
(この下のリンク*3を参照ください)
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【巻末リンク:山立ての仕方】
【サーフィン研究所】無人サーフスポット_マンダラ・コーヒー新作お年賀_コヤちゃんと湾岸D_UFOその後_(1188文字)
【巻末リンク*2:モニース関係】
【巻末リンク*3:法王が歌うスーダラ節】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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The post 【サーフィン研究所】極上モニース=マイルドHT_大船メルトダウンのようなもの_(1774文字) first appeared on naki's blog | NAKISURF.COM ナキサーフボードカリフォルニア.