Catch Surf ®ODYSEA x Barry McGee Pro 7′ Quad
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SR500でのビハインド・セクション。
この位奥から行くと、
かなりの距離の斜面を味わえる。
NALU誌のコラム2編脱稿。
寺さん、これから送りますね。
昨日の正午頃のヘイロー(HALO)。
これは日本語で暈(かさ)と言い、
太陽や月に光の輪が現れる大気光学現象のこと。
白虹(はっこう、しろにじ)とも言う現象だそうです。
真上を見上げて撮る虹というのは、
なかなかに楽しかった。
昨日も登場した自由党の宇賀くんに小屋前でお会いした。
ブレイク前に竹で小屋まで、
森本果樹園の巨峰を大きなロックアイスと一緒に持ってきてくれた。
真夏日、海上がりにいただいた巨峰は、
信じられないほどの感動味で、
もはや忘れられない日と昇華した。
今日もキャッチサーフで、
ハッピーサーフィンしていた。
タヌ氏も敬愛するグレイトサーファーなんですよ。
台風の豪雨がまだ波に色を付けている。
昨日はすばらしい日。
そのひとつは、
ハイカラ・マコちゃんの誕生日を浜でお祝いしたこと。
さらにてっぺいさんこと、
上杉 誠二さんとエリック・クリステンソンの話、
キャッチサーフ、
さらにはローカル問題についてお話ができた。
てっぺいさんは、
私がここでサーフした初日も一緒にセッションしたご縁がある。
彼は、
いつもニコニコとハッピーサーフをされていて、
そしてめげず崩れず、
不屈の心を持たれたグレイトサーファー。
どの地もそうだけど、
意地悪する人もいれば、
てっぺいさんのように優しくしてくれる人もいる。
SO-ANのキヨシさんと同じ年に、
土佐が生んだオーシャンマンです。
いつまでもお元気で、
ハッピーサーフィンを続けてください。
心より応援しています。
【台風10号回想記その1】
台風10号は、
連日いい波だった。
ゆっくりと近づいてきたので、
少しずつサイズを上げたのも良く、
忘れられない波の数々を送り出してきた。
「ヒデが飛びおった」
「ひゃあ高いな〜」
土佐清水の切詰英利くんのリップ打点後は、
周りからそんな声が聞こえてくる。
細胞レベルで元気なヒデくんのエア。
Catch Surf ®ODYSEA Plank 7′
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ハイカラ・マコちゃんのストール。
彼も真摯にハッピーサーフィンを追求するひとりであり、
そして上記した宇賀くんたちと同じ、
自由党のグレイトサーファー。
しんじょうヤスくん。
サバ手リバースPlusシャカサインをしているのが私。
サーフィンというのは、
こういう方が盛り上がるし、
実際にはお互いを注視しているので、
もし何かあったときにも安全です。
仲間の波乗りを見届けるラカ法王。
後ろにはクリスチャン・フレッチャーが見える。
彼らは、
東京からつながる長い旅の続きだった。
数日前のSR500でMVPを受賞したナッキー。
この波に乗ったとき、
高くて、長い壁が続いていたのですと、
とても興奮していた。
しんほんまち鍼灸整骨院の名医であり、
大院長のケンくん。
端麗かつ、美しいボトムターン。
そしてバレル・セットアップ。
あのタヌーマンも彼の施術に夢中で、
「ケンくんって名医だよね。すぐに治っちゃうんだよ」
そんなことを言っていたのを思い出した。
ケンくんにその秘訣を聞いてみると、
「タヌーマンさんには、38萬ボルトの電流を流して、
取り憑いているタヌキを逃げ出させるのがコツです」
そんな極意を教えてくれた。
続いて、
「でも、またタヌーマンさんが来院されたときは、
また違うタヌキが憑いているんですよ」
そう言って、
言葉の端々や所々にドラグラ式である、
ありますという内容を散りばめてくれるのでありました。
トーイン、
SUP、
ボディサーフとなんでも来いのウオーターマンの浩平くん。
どこかで見たことのあるお顔だと思っていたら、
ノースハワイのハナレイで知った人でした。
そしてまた高知でお会いできてうれしい。
海から高知市内に戻ると、
スゴウデの税理士として日夜励む逸人です。
ノブくんというサーファーがいて、
彼は大きなボード、
小さなボードも全て乗りこなし、
小さな波の日、
そして大きな波の日も一人海に入っている。
しんじょうヤスくんをして、
そしてベンチュラ・セイジをして、
「半端ではないです」
「教祖」
「彼こそが波乗り不動明王です」
そんな伝説を持つサーファー。
土佐高知の横ちゃん。
彼とはここでよくお会いし、
土佐清水の石田さん岬や、
中土佐のドラゴン湾、
あちらこちらの良い波のところでお会いしている。
てっぺいさんと同じで、
笑顔のハッピーサーファーで、
半世紀に近いほどの期間をかけて、
伝説波に乗り続けられてきた心の優しい人です。
三蔵瀧朗のボトムターン。
瀧朗は、
フランス文学を愛し、
サーフィン世界に傾倒し、
10代の際にウナクネ(現ドラグラ)典の研究をすべく、
原点回帰だと気づき、サーフ巡礼を志した。
結果、
ハワイとサンディエゴの西海岸回廊を経て今に至る。
その原典のひとつであるボトムターンで、
この日も高知で翻訳作業に勤しんでいた。
彼の著書で有名なのが、
『善勇猛龍滑経』。
内容は、
始皇帝(ハービー・フレッチャー)が、
サンクレメンテに数人の比丘(男サーファーのこと)と滞在し、
ドラグラ、
ドラゴン・グライド(竜滑走)について始皇帝が彼らに説法していた。
ある日のこと、
比丘の一人であるラカ法王が立ち上がり、
「智慧の完成」とは何ですか?と質問し、
真理が始皇帝の口語で内容が語られていく
という良書であります。
これは、
小学校夏休みのしゅくだいの感想文にぴったりです。
例
『善勇猛龍滑経』ドラグラ・プロダクションズ刊
善勇猛龍滑経を読みました。
サーフィンをする人の心理が書いてあり、
そしてまた、人としての真理も描かれていて、
とてもぼく(私)の心に残りました。
両親にもすすめてみると、
ふたりともYou Tubeそっちのけで読んでいます。
ぜひ、先生も読んでみてください。
読み終わると、
ハービー・フレッチャーさんのような口ぶりになりますよ。
話は戻りつつあり、
その瀧朗と高貴なマイケル。
手前はタヌくん、タヌ氏こと、タヌーマン。
やんごとのないマイケルが、
決死の覚悟で乗った忘れられない波。
(巻末リンク参照)
真の仏教徒マイケルは、
「日本の製品大好きです」
そう言って、
タヌくんと同じく、
ココサンシャイン王となっていた。
横はクリスチャン・フレッチャー。
前出のハービー・フレッチャーの長男である。
(巻末リンク*2参照)
東京RVCAのTシャツが欲しくなった。
クリスチャンの実弟ネイザンも、
キャッチサーフの宇賀くんモデルで、
子どもたちと一緒に遊んでいた。
土佐には超級波がある。
クリスチャン・フレッチャーをして、
「こんな波が毎日あったら、世界でもトップレベルだな」
と言わしめた波質である。
閑話。
イージー・ライダーのワイアット(キャプテン・アメリカ)役の、
ピーター・フォンダが亡くなってしまった。
イージー・ライダーは1970年に公開された映画だ。
私たち世代にとって、
この映画は、
アメリカの砂漠というか、
ドライな精神を素肌感覚で教えてくれ、
そして自由とは何か?
そんなことを投げつけてきた作品だった。
Peter, Rest In Peace.
日本のエーゲ海。
浦ノ内湾を下中山に於いて。
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【巻末リンク:マイケルについて】
【巻末リンク*2:ドラグラ始皇帝ハービー・フレッチャー(必読です)】
【naki’sコラム】vol.62 The Thrill is Back. Life is Surfing._ハービー・フレッチャー2012_(12008文字)
Happy Surfing!!
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