これはずいぶん前の写真だが、
無人波にひとりパドリングアウトしていく図があった。
ものすごい流れが、
無人という大きな理由を作っていて、
海面のさざ波がこの激流を物語っている。
どの海にも離岸流というものがあるが、
ここのは神話的で下手をすると、
数百mは流されてしまう。
コスタリカでも、
そしてハワイでも激烈な海流の中、
最速漕ぎを続けるという無限修行を味わったことがあるので、
その回顧と、自身に対して挑んでみた。
結果、
全開パドリングの3時間半であり、
それはいい波を得た日。
浅い地形なので、
バレルを抜けられないと、
砂利の海底に叩きつけられる。
この台風はどうなるのだろうか。
被害なく、
良き波をと思うのは常だが、
都合が良すぎるとも思う。
どうか無事でありますように。
これは別日。
ラカ法王の先輩であるカズさんと、
その仲間である山田さんが、
土佐の山本さんと来られた。
山本さんは、
ミッドレングスのシングルフィンを自在に操る本格派サーファー。
タヌーマンをして、
「すばらしいサーファーですよ」
という評価を得ている。
また一緒にサーフしましょう!
ご縁があって、
新居のニール・マーレというカフェに行き、
エアコンで天国のように冷える店内でこのスイートを得た。
ただこれは、
昨日の冨永さんではないが、
「新鮮なものをそのまま」
という健康法に反する食べものだが、
たまにはよろしいと、
まあいいじゃないかとおいしくいただいた。
その辻褄を合わせるわけではないが、
夕食はハイカラ・マコトくんからいただいた
発酵食品の数々をアペタイザーとして、
土佐のハチキン鶏と、
冨永さんの畑で獲れたピーマンを焼いて、
ライザップ食としました。
やはり発酵&そのままの食は、
体からパワーがみなぎってくる。
しかしながらそのせいでやたらと暑いので、
水風呂に入って、
村上春樹さんのエッセイを読みふけってしまうと、
暖房が欲しくなるほど冷えてしまった。
ほどほどにしないといけません。(笑)
盛夏2019。
50歳台半ばになると、
人生の終わりが見えてくるもので、
美しい景色がさらに輝いて見えるようになる。
残りは何日あるのだろうか?
そんな感傷に浸っていると、
「ど〜も〜!タヌ〜でっす!」
タヌーマンが、
スケートボードでクネクネと現れて、
満面の笑顔で通り過ぎていった。
彼はもうすぐ50歳。
「底抜けの楽しさを見習わなくては」
と思った令和元年の真夏日。
Happy Surfing!!
◎’